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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル49巻1号

2015年01月発行

文献概要

書評

—宮下 智(著)—「動きの質を高める スリー・ステップ・コンディショニング—最高のパフォーマンスを引き出すために」

著者: 小林寛和1

所属機関: 1日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.49 - P.49

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 スポーツ活動に取り組む対象者へのコンディショニングは「ピークパフォーマンスの発揮に必要なすべての要因を,ある目的に向かって望ましい状況に整えること」(日体協公認アスレティックトレーナー)とされる.アスリートのみならずスポーツ愛好者も含めて,より良い状態でスポーツ活動を行うために欠くことができないものである.

 著者の宮下智先生は,さまざまな競技種目やレベルのアスリートを対象として,コンディショニングの指導,実践をされている.その豊富なご経験に基づいたコンディショニング方法として,「最高のパフォーマンスを発揮し良い成績を収めるために,心技体のバランスをとること」を目的に「スリー・ステップ・コンディショニング」を提唱している.これは三段階の内容を進めることにより,パフォーマンス向上を図っていくものである.体幹(コア)に着目し,機能改善・向上と動作への影響について詳しく解説されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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