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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル49巻1号

2015年01月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?

廃用症候群

著者: 後藤亮平1

所属機関: 1筑波記念病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.51 - P.51

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 廃用症候群は,身体の活動低下に起因する身体機能および精神機能の二次的障害を総称した用語である1).西洋医学において,1940年以前は治癒するまでは安静臥床という考えが基本であったが,1940年代以降になると,早期から離床することの重要性が報告されるようになった.また,1960年代以降になり宇宙医学に関する研究成果が報告されるようになったことは,安静臥床の弊害を実証するきっかけになった.

 1964年にHirschbergにより初めて「Disuse syndrome」という用語が使われてから,国内においても「廃用症候群」という用語が広まった.

参考文献

1)Hirschberg GG:Rehabilitation, pp12-23, J. B. Lippincott Company, Philadelphia, 1964
2)Halar EM:Physical Medicine and Rehabilitation, pp1447-1467, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2005
51:449-462, 1970
13:107, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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