文献詳細
文献概要
臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・6
パーキンソン症候群
著者: 加藤新司1
所属機関: 1札幌山の上病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.955 - P.960
文献購入ページに移動はじめに
実習生は実習前に実習指導者へ最終確認の連絡をしてくることがあり,以下のようなやり取りが行われる.
学 生:どのような疾患がケースになるのでしょうか?
指導者:当院は神経内科の患者さんが多いので,パーキンソン症候群をもっているケースになる可能性が高いでしょう.
学 生:どのような準備をしていけばよいでしょうか?
指導者:パーキンソン症候群に対し予習してください.
このように,指導者もとりあえず回答していることが多い.本稿は,この「とりあえず」の部分に加え,一疾患にこだわらずパーキンソン病を含むパーキンソン症候群に対し,学生がどのような視点で向き合っていくべきか,考え方を中心に提示していく.
実習生は実習前に実習指導者へ最終確認の連絡をしてくることがあり,以下のようなやり取りが行われる.
学 生:どのような疾患がケースになるのでしょうか?
指導者:当院は神経内科の患者さんが多いので,パーキンソン症候群をもっているケースになる可能性が高いでしょう.
学 生:どのような準備をしていけばよいでしょうか?
指導者:パーキンソン症候群に対し予習してください.
このように,指導者もとりあえず回答していることが多い.本稿は,この「とりあえず」の部分に加え,一疾患にこだわらずパーキンソン病を含むパーキンソン症候群に対し,学生がどのような視点で向き合っていくべきか,考え方を中心に提示していく.
参考文献
1)日本神経学会(監),「パーキンソン病治療ガイドライン」作成委員会(編):パーキンソン病治療ガイドライン2011,医学書院,2011
2)辻 省次(編):アクチュアル 脳・神経疾患の臨床 パーキンソン病と運動異常,pp363-371,中山書店,2013
掲載誌情報