理学療法ジャーナル49巻10号

2015年10月発行

紹介

フィジーの地域理学療法—地域支援体制に対する取り組み

著者： 来田晃幸¹ 比嘉つな岐² 木村佳記³ 中江徳彦⁴

所属機関： ¹豊中渡辺病院リハビリテーション科 ²北部地区医師会病院リハビリテーション科 ³大阪大学医学部附属病院リハビリテーション科 ⁴東豊中渡辺病院リハビリテーション科

ページ範囲：P.964 - P.965

文献概要

はじめに

　南太平洋に位置するフィジー諸島共和国（以下，フィジー）は，自給自足の生活をしている村や集落が多く存在する開発途上国である．

　筆者は2007年9月からの2年間，フィジーにて青年海外協力隊員として活動した．本稿では，地域支援体制構築に向けた現地での取り組みと，任期終了後の情報交換から知り得た現在までの経過を報告する．

参考文献

1）日本障害者リハビリテーション協会ホームページ　http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/intl/cbr/cbr_j.html#Chapter1（2015年4月8日アクセス）

2）貞松　徹，他：フィジー国理学療法臨床研修の紹介．PTジャーナル43：844-851，2009

3）公益社団法人　沖縄県理学療法士会：THE KOHO No. 346，第273号，Vol. 10，2014

4）小林明子：フィジーにおける障害者支援としてのCBRプログラム-関係者への聞き取り調査からの一考察．福井県立大学論集．34：57-80，2010