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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル49巻12号

2015年12月発行

文献概要

臨床実習サブノート 臨床実習で患者さんに向き合う準備・8

脳性麻痺

著者: 松井伸子1

所属機関: 1専門学校東京医療学院

ページ範囲:P.1135 - P.1142

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はじめに

 実習施設として小児施設は極端に少なく,また症例として脳性麻痺(cerebral palsy:CP)児を担当する頻度は脳血管障害や変形性関節症などと比べるとはるかに低いと思われる.とはいえ,一般病院や大学病院,クリニック等でも小児を対象にした理学療法は行われているので,学生がメイン症例として担当しなくても小児疾患とかかわることは考えられる.

 CPは小児疾患のなかで理学療法士が最も多くかかわる疾患であるため,本稿では臨床実習の前準備として学生が臨床実習に向き合やすいよう,知っておいてほしい項目について整理する.

参考文献

1)日本リハビリテーション医学会(監):脳性麻痺リハビリテーションガイドライン,第2版,金原出版,2014
2)五味重春:リハビリテーション医学全書15 脳性麻痺,第2版.pp1-2,医歯薬出版,1989
3)Bax M, et al:Proposed definition and classification of cerebral palsy. Dev Med Child Neurol 47:571-576, 2005
4)理学療法診療ガイドライン部会編集:脳性麻痺,理学療法診療ガイドライン第1版.公益社団法人日本理学療法士協会,2011
5)上杉雅之(監),成瀨 進,他(著):イラストでわかる小児理学療法.pp239-243,医歯薬出版,2014
6)厚生労働省:平成25年我が国の人口動態 http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf(2015年7月6日閲覧)
7)細田多穂(監):シンプル理学療法学シリーズ 小児理学療法テキスト,改訂第2版.pp78-80,南江堂,2014
8)上杉雅之(監),成瀨 進,他(著):イラストでわかる小児理学療法.pp63-123,医歯薬出版,2014
9)中 徹:子供のADLの評価.理学療法30:1108-1116,2013
10)大畑光司:子供の筋骨格系の評価.理学療法30:1093-1098,2013
11)齋藤昭彦,他(著):よくわかる理学療法の検査・測定・評価.pp34-62,秀和システム,2013
12)大城昌平,他:脳性麻痺の理学療法診療ガイドライン.PTジャーナル47:735-742,2013
13)中林美代子:理学療法をもっと深めよう—脳性麻痺児の生活を理解する.PTジャーナル48:71-80,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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