文献詳細
文献概要
講座 認知症Update・2
認知症の臨床的症候
著者: 古田伸夫1
所属機関: 1浴風会病院東京都認知症疾患医療センター
ページ範囲:P.159 - P.164
文献購入ページに移動はじめに
世界的な高齢化,またわが国における団塊世代の高齢化の今,認知症は大きな社会問題となっている.認知症とは認知機能低下による生活機能障害であり,すなわち自立した生活が困難となる状態を指す.したがって本人の生活のためには周囲の介助・援助が必須であり,そのためには周囲の認知症に対する理解と対応が重要となる.
本稿では,アルツハイマー病を中心に認知症のさまざまな臨床的症候について概説し,その理解と対応について述べる.
世界的な高齢化,またわが国における団塊世代の高齢化の今,認知症は大きな社会問題となっている.認知症とは認知機能低下による生活機能障害であり,すなわち自立した生活が困難となる状態を指す.したがって本人の生活のためには周囲の介助・援助が必須であり,そのためには周囲の認知症に対する理解と対応が重要となる.
本稿では,アルツハイマー病を中心に認知症のさまざまな臨床的症候について概説し,その理解と対応について述べる.
掲載誌情報