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甃のうへ・第25回
めぐり合ったすべての人に感謝を
著者: 奥山夕子1
所属機関: 1藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーション部
ページ範囲:P.446 - P.446
文献購入ページに移動 どちらかと言うと引っ込み思案で,人の前に立つよりも人の後を付いていきたいタイプである.しかし,さまざまな局面でそうはいかないことを経験する.今こうしてエッセイの依頼を受けていることもその一つである.ただ,苦手なことを含め本来の自分にはできないことを可能にしてくれたのは多くの人との出逢いにある.多くの人に支えられ今の自分があることに感謝し,今日に至るエピソードを少し書き留めてみる.
小さいころから体を動かすことが大好きで,特に華やかなスポーツに目がなく,テレビで観る体操選手をまねては畳の上で転がっていた.中学へ入学したら部活はぜったい体操部と決めており,心待ちにして入部した体操部は存続が危ぶまれる状況であった.片田舎の学校には体操部自体が少なく,地方大会もそこそこに県大会まで行けてしまう競技者数であった.運良く最後の代として入部させてもらい,手厚い指導を受けることができた.
小さいころから体を動かすことが大好きで,特に華やかなスポーツに目がなく,テレビで観る体操選手をまねては畳の上で転がっていた.中学へ入学したら部活はぜったい体操部と決めており,心待ちにして入部した体操部は存続が危ぶまれる状況であった.片田舎の学校には体操部自体が少なく,地方大会もそこそこに県大会まで行けてしまう競技者数であった.運良く最後の代として入部させてもらい,手厚い指導を受けることができた.
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