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入門講座 臨床に活かす理学療法研究・4
理学療法研究のデザイン
著者: 高倉保幸1 國澤洋介1
所属機関: 1埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科
ページ範囲:P.739 - P.744
文献購入ページに移動はじめに
国際雑誌においても,投稿論文で受理されない理由の最も多いものは研究デザインの問題であるといわれる1).研究デザインの問題には,標本の抽出における問題,介入の方法における問題,結果の測定に関する問題とさまざまなものがあるが,本稿では仮説の作成と統計手法の選択,統計手法の利用という点を中心に解説する.
国際雑誌においても,投稿論文で受理されない理由の最も多いものは研究デザインの問題であるといわれる1).研究デザインの問題には,標本の抽出における問題,介入の方法における問題,結果の測定に関する問題とさまざまなものがあるが,本稿では仮説の作成と統計手法の選択,統計手法の利用という点を中心に解説する.
参考文献
1)Byrne DW(著),木原正博,木原雅子(訳):国際誌にアクセプトされる医学論文.p11,メディカルサイエンスインターナショナル,2000
2)対馬栄輝:SPSSで学ぶ医療系データ解析—分析内容の理解と手順解説 バランスのとれた医療統計入門.東京図書,2007
3)Hulley S B, et al(著),木原雅子,木原正博(訳):医学的研究のデザイン—研究の質を高める疫学的アプローチ,第4版.メディカルサイエンスインターナショナル,2014
4)対馬栄輝,他(編):リハビリテーション統計学.中山書店,2015
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