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1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
経頭蓋磁気刺激療法
著者: 菅原憲一1
所属機関: 1神奈川県立保健福祉大学
ページ範囲:P.833 - P.833
文献購入ページに移動●経頭蓋磁気刺激とは
経頭蓋磁気刺激(Transcranial Magnetic Stimulation:TMS)は1985年にBarkerら1)によって開発された装置である.疼痛を伴わず簡便にさらに非侵襲的に大脳皮質を刺激することが可能で,中枢神経系にかかわる生理学的基礎研究から臨床における診断・評価,さらには疾患の治療へと応用されている.
経頭蓋磁気刺激(Transcranial Magnetic Stimulation:TMS)は1985年にBarkerら1)によって開発された装置である.疼痛を伴わず簡便にさらに非侵襲的に大脳皮質を刺激することが可能で,中枢神経系にかかわる生理学的基礎研究から臨床における診断・評価,さらには疾患の治療へと応用されている.
参考文献
1)Barker AJ, et al:Non-invasive stimulation of human motor cortex. Lancet ii:1106-1107, 1985
2)Hoogendam J, et al:Physiology of repetetitive transcranial magnetic stimulateon of the human brain. Brain Stimulation 3:95-118, 2010
3)Kakuda W, et al:Baseline severity of upper limb hemiparesis influences the outcome of low-frequency rTMS combined with intensive occupant therapy in patients who have had a stroke. PM & R 3:516-522, 2011
4)松本英之,他:磁気刺激法の安全性に関するガイドライン.臨床神経生理39:34-45,2011
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