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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル50巻1号

2016年01月発行

文献概要

特集2 これまでの10年とこれからの10年—理学療法の発展と課題と夢

下肢切断の理学療法

著者: 長倉裕二1 長尾俊宏2 濱本洋典3

所属機関: 1熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科 2特定医療法人谷田会谷田病院 3医療法人医誠会介護老人保健施設みつぐ苑

ページ範囲:P.38 - P.40

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はじめに

 切断者の理学療法はこれまで義足歩行を獲得し自立した生活ができることを1つの目標としてきたが,近年高機能な部品の開発に伴い,より高いレベルでの動作やQOLの向上が付加されるようになってきている.さらに,2020年東京パラリンピックが決定し,障害者スポーツがメディアでも取り上げられ注目されるようになってきたことで,切断者の動作獲得に対するニーズも高まっている.

 本稿では義足部品の変遷を紹介し,これからの課題と夢について述べる.

参考文献

1)奥田正彦:膝継手の歴史的変遷と今後の課題.義装会誌27:13-17,2011
2)野坂利也:膝継手の種類,義装会誌28:188-191,2012
3)八幡済彦,他:オットーボック社製膝継手選択の考え方.義装会誌28:192-197,2012
4)芥川雅也:膝継手選択の考え方 今仙技術研究所.義装会誌28:198-203,2012
5)羽佐田和之:膝継手選択の考え方 オズール.義装会誌28:204-208,2012
6)藤原健司,他:ナブテスコ義足膝継手の機能と適応.義装会誌28:209-212,2012
7)田澤英二:義肢装具発展の歴史とこれからのあり方 次世代に受け継ぐべきもの 義肢の進歩の歴史とこれから.義装会誌30:105-112,2014
8)羽佐田和之:動力義足の現状—Ossurバイオニック義足を例として.義装会誌29:83-89,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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