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特集2 これまでの10年とこれからの10年—理学療法の発展と課題と夢
嚥下障害に対する理学療法
著者: 森憲一1
所属機関: 1大阪回生病院
ページ範囲:P.47 - P.49
文献購入ページに移動口から栄養を摂取し排泄を行うまでの一連の活動は生きていくうえで欠かせないものであり,QOLそのものである.特に,摂食・嚥下障害が改善されたときの患者,家族,担当した療法士の喜びは格別である.
筆者が理学療法士免許を取得した当時,摂食・嚥下障害に関する書籍は少なく未開拓の分野であった.関連職種の数も少なく,多くの病院で嚥下障害患者を担当するのは呼吸の知識と技術を有する理学療法士であった.
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