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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル50巻1号

2016年01月発行

文献概要

特集2 これまでの10年とこれからの10年—理学療法の発展と課題と夢

病期別理学療法の歴史—回復期理学療法

著者: 小泉幸毅1

所属機関: 1医療法人共和会小倉リハビリテーション病院臨床サービス部

ページ範囲:P.93 - P.96

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回復期リハビリテーション病棟誕生物語り1)

 回復期理学療法は,回復期リハビリテーション病棟が制度化されて以降は,もっぱら回復期リハビリテーション病棟の一機能として位置づけられる.そこで,まずは回復期リハビリテーション病棟誕生の経緯にふれておきたい.

 1995年に日本リハビリテーション病院・施設協会の「リハビリテーション医療のあり方〜その1」のなかで,回復期のリハビリテーションを目的とした新たなリハビリテーションケアユニット構想が提案された.それには,療養環境の改善,チームアプローチの充実,病床数,スタッフの専従配置などが示されており,回復期リハビリテーション病棟の原形といえよう.

参考文献

1)小泉幸毅:回復期リハビリテーション病棟.PTジャーナル40:853,2006
2)全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会実態調査委員会:2001年〜2008年全体調査の経年集計報告書.2009
3)回復期リハビリテーション病棟協会:回復期リハビリテーション病棟の現状と課題に関する調査報告書.2015
4)回復期リハビリテーション病棟協会PT・OT・ST委員会:セラピスト10か条ガイドブック,2014
5)回復期リハビリテーション病棟協会:回復期セラピストマネジャーコース認定規約,運営細則,2015
6)小泉幸毅:回復期理学療法モデル.PTジャーナル44:197-204,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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