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編集後記 フリーアクセス
著者: 吉尾雅春
所属機関:
ページ範囲:P.140 - P.140
文献購入ページに移動創刊号が出た当時,私は中学3年生で,グランドで毎日白球を追いかけていました.自分の人生のなかで最も意味のあることばを得たのもそのころでした.野球の試合で負けたとき,「1対0は1点差ではない.無限の差がある.ゼロはどこまで重ねてもゼロでしかない.」と監督から喝を入れられました.必死にホームに帰ろうとする努力や工夫を求められたのです.0を1にすること,「要は具現化すること」の重要性を教えていただいたのが理学療法ジャーナルの前身「理学療法と作業療法」が創刊されたころだったのです.そのころ,私の進路の候補として理学療法士は影も形もありませんでした.存在さえ知らなかったのです.
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