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特集 社会の要請に応える理学療法教育 特色ある理学療法教育
3.視覚に障害を持つ医療系学生のための教育高度化改善事業
著者: 石塚和重1
所属機関: 1筑波技術大学保健科学部保健学科理学療法学専攻
ページ範囲:P.744 - P.745
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筑波技術大学(以下,本学)は視覚と聴覚に障害をもつ学生のみが学ぶわが国唯一の国立大学法人である.視覚障害者のみ学ぶ保健科学部には保健学科理学療法学専攻と鍼灸学専攻および情報システム学科がある.これらの学科専攻は視覚に障害をもつ学生の職業自立を考慮して設けられている.教育の特徴として,アカデミック・アドバイザー教員を配置し,学習支援体制を充実するとともに,少人数のクラス編成を行い,視覚資料等の工夫により学生の理解増進に努めている.
本学は視覚障害者を対象とする高等教育機関として,技術革新や情報化,国際化が進む社会にあって,それらの変化に柔軟に対応できる専門的医療技術者および情報技術者の養成をめざすとともに,健康や福祉に貢献できる専門家を育成している.保健学科では,視覚障害による情報授受障害を克服するため,補償能力を高め,豊かな人間性を養い,さまざまな状況に対処できる理学療法士を養成している.
筑波技術大学(以下,本学)は視覚と聴覚に障害をもつ学生のみが学ぶわが国唯一の国立大学法人である.視覚障害者のみ学ぶ保健科学部には保健学科理学療法学専攻と鍼灸学専攻および情報システム学科がある.これらの学科専攻は視覚に障害をもつ学生の職業自立を考慮して設けられている.教育の特徴として,アカデミック・アドバイザー教員を配置し,学習支援体制を充実するとともに,少人数のクラス編成を行い,視覚資料等の工夫により学生の理解増進に努めている.
本学は視覚障害者を対象とする高等教育機関として,技術革新や情報化,国際化が進む社会にあって,それらの変化に柔軟に対応できる専門的医療技術者および情報技術者の養成をめざすとともに,健康や福祉に貢献できる専門家を育成している.保健学科では,視覚障害による情報授受障害を克服するため,補償能力を高め,豊かな人間性を養い,さまざまな状況に対処できる理学療法士を養成している.
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