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特集 社会の要請に応える理学療法教育 特色ある理学療法教育
4.自己発展性を備えた理学療法士の育成
著者: 大橋ゆかり1
所属機関: 1茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科
ページ範囲:P.746 - P.747
文献購入ページに移動本学における教育の特徴(表)
1.Active learningの推進
医療専門職は,日々進歩する医科学に対応するため,養成機関卒業後も生涯にわたる自己学修を求められる.しかし,従来型の講義を受身的に聞く学修は自己学修能力の育成に有効ではない.そこで,本学ではより能動的な学修方法を導入している.
本学のカリキュラムでは,必修専門科目は28科目56単位で構成されているが,このうち講義科目として設定されているのは,5科目5単位のみである.それ以外の科目は,実習または演習科目である.特に,筋骨格障害理学療法学,神経障害理学療法学などの臨床理学療法学の科目では,問題基盤型学修(problem based learning:PBL)あるいはチーム基盤型学修(team based learning:TBL)を積極的に取り入れている.PBL,TBLは,学生が小グループで討議を行う演習を中心に進められる.グループ学修の過程で自己学修習慣を形成し,さらに医療専門職に必須のコミュニケーション能力を向上させることもねらいの1つである.
1.Active learningの推進
医療専門職は,日々進歩する医科学に対応するため,養成機関卒業後も生涯にわたる自己学修を求められる.しかし,従来型の講義を受身的に聞く学修は自己学修能力の育成に有効ではない.そこで,本学ではより能動的な学修方法を導入している.
本学のカリキュラムでは,必修専門科目は28科目56単位で構成されているが,このうち講義科目として設定されているのは,5科目5単位のみである.それ以外の科目は,実習または演習科目である.特に,筋骨格障害理学療法学,神経障害理学療法学などの臨床理学療法学の科目では,問題基盤型学修(problem based learning:PBL)あるいはチーム基盤型学修(team based learning:TBL)を積極的に取り入れている.PBL,TBLは,学生が小グループで討議を行う演習を中心に進められる.グループ学修の過程で自己学修習慣を形成し,さらに医療専門職に必須のコミュニケーション能力を向上させることもねらいの1つである.
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