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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル51巻11号

2017年11月発行

文献概要

特集 多分野に広がる理学療法

—エディトリアル—「多分野に広がる理学療法」の企画にあたって

著者: 福井勉1

所属機関: 1文京学院大学大学院保健医療科学研究科

ページ範囲:P.951 - P.952

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 理学療法が有する固有技術は意外と広く,それらのなかには専門分野が発展分化して繊細なテクノロジーとなっているものも存在する.さらに日本人ならではの非常に詳細で機知に富んだ技術は他の分野でも応用されつつある.国内での理学療法の職業的位置づけには厳しい側面もあるが,このテクノロジーの中身は深遠であり多くの可能性を有していると筆者は考えている.

 筆者自身も服飾関係や医療用テープの開発などにおいていくつかの企業と共同研究させていただく機会があり,商品開発過程において自分自身の技術の具現化が,医療職種としてのアイデンティティと一線を画す感覚になったことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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