icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル51巻11号

2017年11月発行

文献概要

特集 多分野に広がる理学療法

プロ野球における障害予防の取り組み

著者: 岩本仁1

所属機関: 1株式会社横浜DeNAベイスターズコンディショニンググループ

ページ範囲:P.1001 - P.1004

文献購入ページに移動
はじめに

 日本国内において「プロ野球」と言えば,日本野球機構(Nippon Professional baseball organization:NPB)傘下のセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ全12球団を指す.そのなかで理学療法士免許を有しトレーナーとして活動しているのは17名(2016シーズン時点)である1).その多くは,リハビリテーションの分野に長けている理学療法士の専門性を生かしリハビリテーション担当のトレーナーとして従事している場合が多い.また,個人の能力によってはメディカルトレーナーとして1軍に帯同する,もしくはチーム内のストレングス・コンディショニングを担当することもあり,その役割は各球団で異なる.本稿では,筆者が所属する横浜DeNAベイスターズでの経験と理学療法を活用した障害予防アプローチなどについて紹介していきたい.

参考文献

1)日本プロ野球トレーナー協会:研究会報告書No55.2016
2)山崎哲也:肘関節 成人肘内側障害の診断と治療.Orthopaedics 30:51-58,2017
3)Yasui K, et al:A new manual method for assessing elbow valgus laxity. Sports Med Arthrosc Rehabil Ther Technol 19:11, 2012
4)岩本 仁:投球障害肩と理学療法.福井 勉,他(編):理学療法MOOK9スポーツ障害の理学療法:pp125-135,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら