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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル51巻11号

2017年11月発行

文献概要

特集 多分野に広がる理学療法

プロサッカーにおける理学療法士の役割

著者: 塙敬裕1

所属機関: 1鹿島アントラーズFC

ページ範囲:P.1005 - P.1007

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はじめに

 日本のサッカー業界・分野で働くメディカルスタッフ(医師は除く)は主にはり師きゅう師,あん摩マッサージ指圧師,柔道整復師,理学療法士,日本体育協会公認アスレティックトレーナー(athletic trainer:AT),National Athletic Trainers' Association-Board of Certification(NATA-BOC)公認アスレティックトレーナー(Athletic Trainer, Certified:ATC)などのいずれかの資格,もしくは複数の資格を有している.役職名としてはマッサー,トレーナー,フィジオセラピスト,コンディショニングコーチなどチームによってさまざまである(表1).

 筆者自身,理学療法士と日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得している.2015年シーズンは鹿島アントラーズFC育成部トレーナーとして1年間,2016年シーズンから現在まで鹿島アントラーズFCトップチームのフィジオセラピストとして契約している.本稿では,鹿島アントラーズFCで筆者自身が担ってきた役割と他の専門職とのかかわりについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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