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特集 エキスパートが語る小児理学療法
—エディトリアル—根拠ある評価ツール・治療介入を携え取り組む時代へ
著者: 小塚直樹1
所属機関: 1札幌医科大学保健医療学部理学療法学科
ページ範囲:P.1057 - P.1058
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日本の乳児死亡率と新生児死亡率は,2015年の分析では1,000の出生に対して1.9であり,世界でも有数の低率である1).数少ない死亡の原因は先天奇形,変形および染色体異常,周産期に特異的な呼吸障害および心血管障害,乳幼児突然死症候群の順に多く,救命処置により存命した場合,想定される後遺障害から,以降の医学的管理,とりわけ小児リハビリテーションの必要性が浮き彫りとなっている.
日本の乳児死亡率と新生児死亡率は,2015年の分析では1,000の出生に対して1.9であり,世界でも有数の低率である1).数少ない死亡の原因は先天奇形,変形および染色体異常,周産期に特異的な呼吸障害および心血管障害,乳幼児突然死症候群の順に多く,救命処置により存命した場合,想定される後遺障害から,以降の医学的管理,とりわけ小児リハビリテーションの必要性が浮き彫りとなっている.
参考文献
1)厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当):我が国の人口動態.http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf(2017年7月1日閲覧)
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