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特集 ACL損傷と動作
整形外科医からみたACL損傷における動作の重要性と理学療法士との連携
著者: 内山英司1
所属機関: 1稲波脊椎・関節病院
ページ範囲:P.745 - P.749
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現在膝前十字靱帯(anterior cruciate ligament:ACL)再建の移植腱には主に膝屈筋腱(semitendinosus and gracilis tendons:STG)か膝蓋骨付き膝蓋腱(bone tendon bone:BTB)が用いられている.手術後の安定性については優劣がつくほどではないことから,施設により慣れたどちらかの方法が行われているのが現状であろう.しかし競技によっては,適切な移植腱の選択が不可欠である.
現在膝前十字靱帯(anterior cruciate ligament:ACL)再建の移植腱には主に膝屈筋腱(semitendinosus and gracilis tendons:STG)か膝蓋骨付き膝蓋腱(bone tendon bone:BTB)が用いられている.手術後の安定性については優劣がつくほどではないことから,施設により慣れたどちらかの方法が行われているのが現状であろう.しかし競技によっては,適切な移植腱の選択が不可欠である.
参考文献
1)内山英司,他(監),園部俊晴,他(著):改訂版 スポーツ外傷・障害に対する術後のリハビリテーション.運動と医学の出版社,2013
2)内山英司:20年間のACL再建術を振り返る.Sportsmed 27:2-4,2015
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