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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル52巻1号

2018年01月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?

SDとSE

著者: 國澤洋介1

所属機関: 1埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科

ページ範囲:P.47 - P.47

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 SDは“standard deviation”(標準偏差),SEは“standard error”(標準誤差)の略であり,どちらも数値のばらつきの程度を表す指標である.

 SDは“測定の標準誤差”とも呼ばれ,平均値(mean)とSDがわかると,データがどの範囲にどのような割合で散らばっているかが明らかになる.得られたデータの95%は,平均値−1.96SD(約2SD)から平均値+1.96SD(約2SD)の間に存在することがわかる(図1).つまり,標準偏差の数値が大きいほど分布の幅は広くなる.

参考文献

1)市原清志:バイオサイエンスの統計学—正しく活用するための実践理論.南江堂,pp24-33,1995
2)対馬栄輝:SPSSで学ぶ医療系データ解析—分析内容の理解と手順解説,バランスのとれた医療統計入門.東京医書,p13-20,2007
3)対馬栄輝:統計学の基礎.石川 朗(編):リハビリテーション統計学.中山書店,pp1-8,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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