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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル52巻12号

2018年12月発行

文献概要

オリパラ関連企画 理学療法士が知っておきたい重要なスポーツ動作・12

ゴールボールのプレー動作

著者: 菊池拓道1

所属機関: 1医療法人地の塩会とだ小林医院

ページ範囲:P.1148 - P.1149

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ゴールボールの概要

 ゴールボールとは視覚障がい者が3人対3人で行うスポーツであり,1.25kgでバスケットボールほどの大きさのボールを転がし合い,相手ゴールに入れて得点を競う対戦型競技です.視覚の障害の程度に個人差があるため,選手はアイシェード(目隠し)を着け,一切光が入らない状態でプレーします.視覚が完全に閉ざされた状態になるため,ボールのなかに入っている鈴の鳴る音を頼りにプレーします.ディフェンスは投げられたボールに身体を投げ出し,壁のように身体を立てて受け止めます.

 コートはバレーボールと同じ大きさで,縦18m,横(ゴールの幅)は9mあります.それを3人のコンビネーションで守るため,1人あたり約3mを守ることになりますが,そこにはフェイクや移動,速攻などさまざまな駆け引きがあり,コンマ数秒のスキを作り出し,ゴールを狙います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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