視床出血のなかの約40%は四肢体幹の体性感覚の中継核である後外側腹側核を中心に発生する.しかし,その血腫は同核を越えてさらに広範囲に及ぶ.また,残りの60%の出血は他の視床核で発生する.視床核は脊髄,小脳,脳幹,大脳基底核,大脳皮質を中心として極めて機能的な線維連絡をなしている.さらに視床の周囲には内包や視床下部などが存在していることから,視床出血という診断には多種多様の病態が内在していることを知る必要がある.
雑誌目次
理学療法ジャーナル52巻5号
2018年05月発行
雑誌目次
特集 視床出血と理学療法
視床と周辺の機能解剖
著者: 吉尾雅春
ページ範囲:P.389 - P.396
はじめに
視床(thalamus)はその解剖学的位置から若い女性の寝室や新婚の寝床という意味をもつギリシア語に由来している.もともと視ることにかかわる言語であるopticusが付いて視床と翻訳されたものであるが,視床の機能が明らかになり,英語ではthalamusのみの表現になっている.
視床は脳幹と終脳との間に位置する間脳の中心的存在で,身体の内外から大脳皮質に伝えられる情報の中継核であり,また基底核ネットワークや小脳ネットワークの一部をなす神経核の集合体である.それらを結ぶ神経線維以外にも,視床の外側に位置する内包後脚および内包膝を下降する線維は視床出血により損傷される可能性がある.つまり,視床出血という診断には複雑多岐な障害を含んでいることになる.
本稿では視床の機能解剖をはじめ,視床出血患者の理学療法に重要と思われる情報をできる限り簡潔に紹介し,各論の理解の一助とする.
後外側腹側核を中心とした視床出血と理学療法
著者: 山口祐太郎
ページ範囲:P.397 - P.406
はじめに
視床出血の好発部位として視床膝状体動脈や視床穿通枝動脈が報告されている1).視床損傷では,感覚障害が表現されることが多いように感じる.それは,体性感覚の中継核である視床の後外側腹側核(ventral posterior lateral nucleus;VPL核)の灌流域である視床膝状体動脈は視床出血の好発部位であり,その灌流域の出血により感覚障害を伴う症例が多いからではないかと考える.そして,視床出血=感覚障害という病態のイメージが定着しているように感じる.しかし,視床損傷で生じる症状は感覚障害以外に多岐にわたる.
本稿ではVPL核を中心とした視床出血の症例経験を通して,病態整理とそれに対する理学療法を解説する.
背側核群を中心とした視床出血と理学療法
著者: 中村学
ページ範囲:P.407 - P.413
視床の支配動脈
視床の背側核群は傍正中動脈(脳底動脈の先端部もしくは共通幹から左右に分岐),視床結節動脈(後交通動脈の中央1/3から分岐),視床膝状体動脈(後大脳動脈の穿通枝)が灌流している(図1).傍正中動脈は(dorsal medial nucleus;DM核),髄板内核,束傍核に灌流し,傍正中動脈の閉塞により記憶障害や意識障害が生じる.また傍正中動脈は一側が両側の視床を支配している亜型が多数存在する1).
一側の傍正中動脈病変で両側の視床への血流が途絶えてしまうと,記憶障害や意識障害がより重度となる.視床結節動脈は前腹側核,外側腹側核(ventrolateral nucleus;VL核),DM核腹側に灌流し,性格変化や時間や場所の失見当識,健忘がみられる.左病巣では言語性と視覚性の前向性健忘が,右病巣では視覚性前向性健忘がみられる.
前腹側核を中心とした視床出血と理学療法
著者: 野田裕太 , 松葉好子 , 萩原章由 , 石田由佳
ページ範囲:P.415 - P.423
はじめに
視床は大脳半球と脳幹を中継する間脳の大部分を占め1),内側面が第三脳室に,外側面は内包後脚に面し位置する神経核の集合体である.視床核は嗅覚を除くすべての感覚路や,小脳,大脳基底核を含むさまざまな求心路から入力を受け,これらを視床皮質路として大脳皮質の各所に中継するとともに,皮質視床路として大脳皮質からの投射を受けることで感覚や運動だけでなく,注意,記憶,言語や情動など大脳皮質が担う機能の多くに関与している1).視床はこのように多くの機能に関与しているため,出血による損傷を受けると多様な臨床症状を呈する.またその脳内における視床の位置から,血腫の進展やそれによる圧排や浮腫によって,内包を走る投射線維への影響も出現する.理学療法を行ううえでは,これら機能解剖を理解するとともに,臨床症状を考慮した施行が望まれる.
本稿では,視床前腹側核(ventral anterior nucleus;VA核)を中心とした視床出血の理学療法についての話を進めるにあたり,VA核ならびに周辺の解剖と機能について,神経核としてのVA核の損傷,中継核としてのVA核の損傷によって起こるネットワークの障害,VA核を中心とした出血による内包を通る投射線維の損傷という3つの面から述べる.その後,後方視的に調査したVA核を中心とする出血を呈した症例を通じて,臨床症状から考えられる理学療法のアプローチを提示したい.
視床・被殻混合型出血の理学療法
著者: 加賀野井博美
ページ範囲:P.425 - P.430
はじめに
脳出血は出血の部位により,被殻出血,視床出血,皮質下出血,小脳出血,橋出血などに分類され,視床出血は脳出血全体の約35%を占めており,被殻出血に次いで多くみられる出血である1).脳出血の原因としては,高血圧性が80〜90%を占める.高血圧性脳出血は,長期にわたり高血圧にさらされた脳血管が変性してもろくなり,破綻することで発症する.穿通枝動脈などの比較的細い血管に起こりやすく,被殻や視床といった脳の深部に起こる頻度が高い2).そのため,大脳基底核部に原発した血腫が内包を破壊して視床まで伸展したもの,あるいは視床に原発した血腫が内包を破壊して基底核部に伸展した混合型出血となる.混合型出血は,血腫が大きい場合や内包が破壊されているために神経症状が重篤な場合が多い.本稿では右視床部に出血を認め,内包や被殻に伸展,脳室内出血を認めた高齢患者の理学療法を報告する.
とびら
目的と手段
著者: 二瓶健司
ページ範囲:P.383 - P.383
「介護予防の目的は介護を予防することではない,それは手段であって目的ではない」.今から15年前,国策として介護予防事業が始まろうとしている頃の話です.当時,理学療法士による介護予防の支援体制を強化するという趣旨のもと,私は諸先輩方に囲まれながら介護予防の効果判定指標を調査研究する事業に携わっていました.その中心は効果判定をどのように行うのか,さらにはどの部分まで行うのかを検討することです.理学療法士は筋力や移動能力の向上という部分の効果判定は得意とする分野かもしれません.しかし,理学療法士であるが故にそこで満足してしまう傾向も否めません.そのため,介護予防事業がなすべき本来の目的は何かということについて,会議のなかで何度も議論されました.
そんな折,公衆衛生分野を専門としている特別委員の先生から,冒頭に記した言葉が発せられます.さらに言葉は続き,「確かに運動機能を高めることで介護されることを予防できるかもしれない.でも本来の目的は地域の高齢者がいかに健康で,いかに活力あふれる人生であり続けられるか,介護予防はその手段に過ぎない.そのために何をアウトカムにすべきか,どのような評価指標を選択すれば本来の目的に導いてくれるのか,理学療法士の専門性が際立つようなアイデアを期待したい」.調査研究の根幹となる部分について,考える道筋を与えてくださった貴重な言葉でした.そして,高齢者の地域における活動状況を定量的に評価できる指標が含められたElderly status assessment set(E-SAS)が完成します.
新人理学療法士へのメッセージ
石の上にも“5年”
著者: 長谷川諒
ページ範囲:P.432 - P.433
今春,晴れて国家試験に合格し,理学療法士になられた方々に心よりお祝い申し上げます.これからは社会人としてだけでなく,理学療法士としても周りから見られます.国家資格を有している自覚をもち,新たな人生を歩んでいってください.そんな歩き始めたばかりの皆さんにメッセージを送りたいと思います.
あんてな
第53回日本理学療法学術研修大会in茨城のご案内
著者: 豊田和典
ページ範囲:P.435 - P.440
第53回日本理学療法学術研修大会(以下,本大会)は,「自立を支援する臨床技能を極める—豊かな理学療法士人生を送るために」(斉藤秀之大会長)をテーマに2018年5月25日(金)・26日(土)の2日間にわたり,つくば国際会議場(図1)をメイン会場として開催されます.
日本理学療法士協会がこれまで秋に開催してきた全国学術研修大会は本大会より春開催となり,研修内容もより臨床技能向上に焦点を当てた内容としています.茨城県での開催は2007年の第42回日本理学療法士協会学術研修大会以来11年ぶりであり,茨城県理学療法士会としては全国規模の学術研修大会の大きな変革期に担当できることを光栄に思い,本大会が素晴らしい大会となるよう本会一同鋭意準備を進めています.開催の日が近づいてきましたが,ぜひとも,行政・地域・社会から信頼され,豊かな理学療法士人生を送るために必要な臨床技能向上の場として,本大会にご参加いただけますよう何卒お願いいたします.
1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
信頼性と再現性
著者: 対馬栄輝
ページ範囲:P.443 - P.443
信頼性(reliability)とは,取り扱う分野によって意味が異なるときもある.本稿では医学研究で扱われる測定の信頼性(reliability of measurement)を,信頼性と呼ぶことにする.
信頼性は,正確度(または確度)と再現性(reproducibility,または精度,精密度)に分けられる.さらに再現性は,検者間信頼性と検者内信頼性に分けられる.このように信頼性は再現性を包含する概念である.
オリパラ関連企画 理学療法士が知っておきたい重要なスポーツ動作・5
腰部障害と水泳動作
著者: 成田崇矢
ページ範囲:P.444 - P.445
競泳における腰部障害と発生メカニズム
水泳選手に多くみられる腰部障害は,① 筋・筋膜性腰痛と呼ばれる筋疲労性の腰痛,② 腰椎分離症,椎間関節障害さらには仙腸関節障害などの関節由来の腰痛,③ 椎間板障害や椎間板ヘルニアなどの椎間板性腰痛に大別される1).これらの発生メカニズムは,上肢で行うストローク動作と下肢で行うキック動作の基盤となる腰部へのメカニカルストレスの繰り返しによる,いわゆる「使い過ぎ症候群」が原因となる2)が,それぞれの病態により原因は異なる.① 筋・筋膜性腰痛の場合は,泳動作中の体幹安定のために背筋群を過剰に用いている可能性が高く,② 関節性の場合は,障害関節部に過度の負荷が加わる泳ぎ方,誤動作,③ 椎間板性の場合,無重力化で椎間板に栄養循環が行われない状態での腰部運動の繰り返しをもととする椎間板変性が影響している.
入門講座 筋力トレーニング・1【新連載】
筋力トレーニングの効果—神経因子の改善と筋肥大効果
著者: 横山茂樹
ページ範囲:P.447 - P.451
はじめに
筋力トレーニングは,臨床のなかでは運動療法の主な手段として,さまざまな疾患をもつ患者に対して実施されている.この際,理学療法士は運動種目や筋収縮様式,負荷(量と回数,時間)などを考慮して,より効果的かつ効率的な筋力トレーニングを実施しなければならない.
筋力トレーニングの効果は,急激に筋力増加を認める時期を経て,やがて緩やかに変化していく.このような過程には,“神経因子”の改善と“筋肥大因子”が関与している1,2)(表).
本稿では,筋力トレーニングによる筋力増加に関する“神経因子”の改善と“筋肥大因子”の2つの機序に着目して解説する.
講座 理学療法に関するガイドラインup date・2
理学療法に関するガイドラインup date—糖尿病
著者: 片岡弘明
ページ範囲:P.453 - P.462
はじめに
わが国の糖尿病患者は年々増加傾向にあり,厚生労働省から示された2016年度の国民健康・栄養調査1)では,2012年の前回調査から50万人増加し,1,000万人を超えたことが報告された.糖尿病は,慢性的な高血糖の持続により,糖尿病特有の合併症である細小血管合併症(神経障害,網膜症,腎症)や大血管合併症(脳血管疾患,心血管疾患など)を引き起こし,ADLやQOLを低下させてしまうことから,血糖コントロールを良好に維持することが糖尿病治療の主軸となる.そのため,多職種からなるチームアプローチが必須であるが,そのなかでも理学療法士は,生活習慣の改善による糖尿病の発症予防(1次予防),代謝の安定化と合併症の発症・進展予防(2次予防),合併症によって生じた身体機能および生活機能などの改善(3次予防)と果たすべき役割は大きい.
日本糖尿病学会が作成した「糖尿病診療ガイドライン2016」2,3)からは運動療法に関するエビデンス,日本理学療法士協会が作成した「糖尿病 理学療法診療ガイドライン(第1版)」4)においても,(網膜症や腎症に対する理学療法の科学的根拠はまだ不十分であるが)運動療法や理学療法の効果,療養指導や患者教育などに関するエビデンスが示されている.臨床現場では,これらの診療ガイドラインを参考に,どのようにして糖尿病患者の評価を行い,治療に結びつけていくかが重要となる.そこで本稿では,2症例を例に挙げて各学会・協会の診療ガイドラインを提示しながら,最近の研究報告も交えて糖尿病患者に対する理学療法の考え方・進め方について解説する.
臨床実習サブノート どうする? 情報収集・評価・プログラム立案—複雑な病態や社会的背景の症例・2
慢性閉塞性肺疾患を合併した大腿骨頸部骨折術後患者
著者: 大場みゆき
ページ範囲:P.463 - P.471
はじめに
大腿骨頸部骨折は急性期,回復期の病期にわたり,学生が臨床実習において携わる機会が少なくありません.大腿骨頸部骨折の理学療法の目的は,受傷前の日常生活動作の再獲得です.各医療機関では独自のクリニカルパスが導入され,加速的なリハビリテーションが展開されるようになりました.しかし高齢者にはしばしば潜在的に何らかの併存疾患が存在し,理学療法に難渋する場合も少なくありません1,2).慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)は発症要因である喫煙が胃腸の働きを悪化させ,カルシウムの吸収を妨げ,また呼吸困難による運動不足などが原因で骨粗鬆症を招きやすいとされています3).このため,COPDを合併している大腿骨頸部骨折は,頻度は低いものの臨床で経験することがあります.
COPDは気管支や肺胞の炎症性疾患であり,気流制限によって換気・ガス交換の障害が引き起こされ,低酸素血症や呼吸困難感を呈します.主訴は労作時の息切れで,階段昇降など負担を伴う日常的な動作が困難となり,症状が進行すると歩行や更衣,会話でも息切れが生じます.進行したCOPDであれば運動耐容能が低く,呼吸困難感を呈することから,大腿骨頸部骨折術後の理学療法においてはADL獲得の遅延を来すことも想定されます.そのためCOPDの病態を把握して理学療法を進めることが肝要となります.
本稿では,COPDを合併する大腿骨頸部骨折術後の患者を担当する際の情報収集,評価すべきことは何か,問題点,治療プログラムのポイントについて症例を提示し解説します.
甃のうへ・第58回
道はいろいろ
著者: 中嶋奈津子
ページ範囲:P.442 - P.442
二十数年前,理学療法士として地元の病院に就職した.尊敬する上司や先輩,信頼できる同期同僚,また職場を越えた仲間もいてたくさんの刺激をいただいて,私は皆についていきたくて勉強した.恵まれた環境にあったと思う.ところが,そんな私に突然のスランプが.うまく表現できないのだが,ひと言で言うと「どの患者さんも評価と治療が同じ」になってしまって何かピンとこない.仕事に対する思いは変わらないが,なぜかしら気持ちを前にもっていけず焦った.
そんなとき,恩師から「大学で勉強して視野を広げたら」と助言をいただいた.すぐにある大学のパンフレットを取り寄せて眺めると,興味をもったのは「地域文化学」,つまり「民俗学」であった.人の生活にかかわる習俗や地域の文化を学んでみたら,これが面白くて夢中になった.数年後に大学院に進学し,ふと気がつけば仕事もまた元のように興味をもって取り組めるようになっていた.
症例報告
透析関連低血圧に対する運動療法の可能性—症例報告
著者: 垣内優芳 , 森明子 , 井上達朗 , 秋永美津江
ページ範囲:P.473 - P.477
要旨 透析関連低血圧に対する運動療法の報告は少ない.今回,透析関連低血圧を有する糖尿病透析患者に対して,透析開始前の運動療法を経験した.症例は60歳台男性である.透析中の血圧低下や透析終了後の起立性低血圧を認め,高血糖,肥満傾向であり,合併症予防のために筋力強化運動や有酸素運動を開始した.開始後,透析中の血圧低下は改善傾向であり,3か月後からは徐々にグリコアルブミンが改善した.しかし,運動後には口渇感により飲水量が増加していた.5か月後には筋力や骨格筋量,耐久性も改善した.振動覚は開始時から徐々に低下傾向であったが,5か月後には神経障害の進展が抑制された.血糖コントロールによる末梢神経障害の進展抑制と同時に自立神経障害改善の影響が考えられた.糖尿病透析患者に対する運動療法は,透析関連低血圧を改善する可能性があり,透析前に運動療法を実施する際は,運動後の口渇感による飲水量増加に注意する必要が示唆された.
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.384 - P.384
文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.478 - P.479
書評 —Serge Tixa(著)/奈良 勲(監訳)/川口浩太郎,金子文成,藤村昌彦,佐藤春彦(訳)—「触診解剖アトラス 第3版」 フリーアクセス
著者: 高橋哲也
ページ範囲:P.434 - P.434
「美しい本」というのが最初の印象である.
統一された背景に,洗練された美しい男女のモデルと繊細なタッチのmasso-kinésithérapeute(理学療法士)の指先が,danse contemporaine(コンテンポラリー・ダンス)を思わせる.この「美しい本」の著者が,フランス人のSerge Tixa氏であると確認し,その印象に間違いがなかったと納得する.静止した写真であるにもかかわらず躍動感あふれ,舞踊芸術を観ているような錯覚にすら陥る.愛情表現豊かなフランス人らしさが感じられる.
書評 —伊藤利之(監修)/小池純子,半澤直美,高橋秀寿,橋本圭司(編)—「こどものリハビリテーション医学 第3版—発達支援と療育」 フリーアクセス
著者: 中村春基
ページ範囲:P.446 - P.446
このたび,伊藤利之先生監修の下,小池純子・半澤直美・高橋秀寿・橋本圭司の4氏を編者に配した『こどものリハビリテーション医学—発達支援と療育 第3版』が医学書院より上梓された.表紙は淡いピンクを基調に,大きさの異なるさまざまな立方体が並んでおり,こどものリハビリテーションの個別性・多様性を表現しているかのようだ.
400ページを超える本書は全11章で構成され,各章はさらに節・項に細分化され,医師を中心に理学療法士,作業療法士,言語聴覚士などを含む62名の執筆陣が各テーマに関する最新の知見を過不足なくコンパクトにまとめている.一読してそのテーマの下に知っておくべきエッセンスを理解することができ,紹介されている成書や文献にも大いに興味をそそられる.
お知らせ 第25回日本赤十字リハビリテーション協会研修会/第33回日本保健医療行動科学会学術大会/第4回東京都総合高次脳機能障害研究会 フリーアクセス
ページ範囲:P.462 - P.477
次号予告/「理学療法ジャーナル」バックナンバーのお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.406 - P.406
「作業療法ジャーナル」のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.451 - P.451
第30回理学療法ジャーナル賞について フリーアクセス
ページ範囲:P.481 - P.481
編集後記 フリーアクセス
著者: 吉尾雅春
ページ範囲:P.482 - P.482
今年の桜は多くの地域で1,2週間早く開花し,あっという間に散ってしまったようですが,皆様の地域ではいかがでしたか? 私は移動中に満開の桜を観るという日々でしたが,4月2日の当院の新人歓迎会で夜桜を楽しむことができました.毎年,先輩セラピストたちが主催して夜桜の下で歓迎会を開くのですが,新人オリエンテーション2日目という,これまでで最も早い時期の歓迎会になりました.やはり,自然の営みには逆らえませんし,その状況をみながら臨機応変に計画を実行していくことが大切です.これは臨床家であれば誰もが心掛けておかなければならないことでしょう.
さて,本号の特集では視床出血に焦点を絞ってみました.視床核は脳のシステムにおいて重要な位置を占め,相当な神経線維が直接的に入出力,かつ近傍を走行します.その構造上の特性から病態あるいは障害が多岐にわたる視床出血を単に視床出血として処理してはいけないのです.理学療法士はその結果起こる障害をみる専門家ですから,より細かい配慮が必要です.さらに視床出血後の経過は,その大きさや部位,さらには時間経過や環境などに左右されやすく,臨機応変に適切に対応していく臨床力を求められます.原因があって結果があるのです.その原因を知り,意味のある評価と有効な理学療法につなげるために,この特集は意義深いものになると期待しています.特に山口,中村,野田,加賀野井各氏には症例を提示して具体的に解説いただきましたので,読者の理解と臨床への展開を助けてくれるものと思います.
読者の声募集 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報

バックナンバー
58巻12号(2024年12月発行)
特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD)—多疾患重複時代がやってきた!
58巻10号(2024年10月発行)
特集 小脳update—運動と認知
58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
特集 全身持久力トレーニング
58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
特集 足病—あしを救って機能も救うために
58巻5号(2024年5月発行)
特集 “行為”の回復のための理学療法
58巻4号(2024年4月発行)
特集 DXが理学療法にもたらす未来
58巻3号(2024年3月発行)
特集 骨盤底機能障害と運動器障害の連関
58巻2号(2024年2月発行)
特集 総合理学療法
58巻1号(2024年1月発行)
特集 Physical Activity
57巻12号(2023年12月発行)
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57巻11号(2023年11月発行)
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57巻9号(2023年9月発行)
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57巻7号(2023年7月発行)
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57巻6号(2023年6月発行)
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57巻5号(2023年5月発行)
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57巻4号(2023年4月発行)
特集 理学療法の2040年
57巻3号(2023年3月発行)
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57巻2号(2023年2月発行)
特集 嚥下機能に着目した理学療法
57巻1号(2023年1月発行)
特集 多様化する急性期理学療法
56巻12号(2022年12月発行)
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56巻11号(2022年11月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟 これからの役割と戦略
56巻10号(2022年10月発行)
特集 子どもの成長・発達を支える理学療法
56巻9号(2022年9月発行)
特集 運動イメージ—科学的根拠に基づく臨床実践をめざして
56巻8号(2022年8月発行)
特集 住まいとくらし—理学療法士の環境づくり
56巻7号(2022年7月発行)
特集 人工関節置換術後の理学療法
56巻6号(2022年6月発行)
特集 医療現場におけるサルコペニア・フレイル
56巻5号(2022年5月発行)
特集 動作分析と臨床のマッチング
56巻4号(2022年4月発行)
特集 臨床に活かすニューロリハビリテーション
56巻3号(2022年3月発行)
特集 筋—理学療法士の視点から捉える
56巻2号(2022年2月発行)
特集 進歩する低侵襲手術に応じた理学療法—治療プログラム,目標設定,リスク管理
56巻1号(2022年1月発行)
特集 機能解剖と理学療法
55巻12号(2021年12月発行)
特集 大腿骨近位部骨折 up to date
55巻11号(2021年11月発行)
特集 パーキンソン病の最新知見と効果的な理学療法
55巻10号(2021年10月発行)
特集 タッチ—触れることと触れられること
55巻9号(2021年9月発行)
特集 チーム医療におけるコラボレーション
55巻8号(2021年8月発行)
特集 がん治療のリアル
55巻7号(2021年7月発行)
特集 移動—理学療法からみた学際的探求
55巻6号(2021年6月発行)
特集 Inner & Intrinsic Muscles—筋による関節の安定化,姿勢調整機能を探る
55巻5号(2021年5月発行)
特集 目標に基づく理学療法のための臨床推論—症状・疾患別の実際
55巻4号(2021年4月発行)
特集 皮神経滑走と運動療法の新知見
55巻3号(2021年3月発行)
特集 重症化予防
55巻2号(2021年2月発行)
特集 関節可動域評価のABC—治療計画につなぐ応用的解釈まで
55巻1号(2021年1月発行)
特集 高齢者の膝関節の痛み
54巻12号(2020年12月発行)
特集 歩行PART 2 運動器疾患と歩行指導
54巻11号(2020年11月発行)
特集 歩行PART 1 脳神経疾患と歩行
54巻10号(2020年10月発行)
特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
54巻9号(2020年9月発行)
特集 軟部組織に着目した理学療法の最前線
54巻8号(2020年8月発行)
特集 パフォーマンス向上のための筋力トレーニング
54巻7号(2020年7月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患の多彩な症状と理学療法
54巻6号(2020年6月発行)
特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ
54巻5号(2020年5月発行)
特集 投球障害を捉える—動作,機能解剖,エコーの活用,予防に対する理学療法士の英知
54巻4号(2020年4月発行)
特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
54巻3号(2020年3月発行)
特集 地域における予防の効果—理学療法の可能性
54巻2号(2020年2月発行)
特集 薬と運動療法
54巻1号(2020年1月発行)
特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
53巻12号(2019年12月発行)
特集 装具の臨床
53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望