文献詳細
文献概要
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編集後記
著者: 内山靖
所属機関:
ページ範囲:P.692 - P.692
文献購入ページに移動 第52巻7号をお届けします.
痛みについては1982年にMelzach Rが著した“The Challenge of Pain”を発行直後に読む機会があり,現在でもよく使う書棚に保管しています.1939年にLerche Rは,痛みは防衛反応であり幸先のよい警告であると医療者が主張し過ぎる点に触れ,末期になって激しい痛みを有するがんの痛みや,予防的な役割とは言いにくい心筋梗塞での痛みを例に挙げて痛みをいかに捉えるかについて述べています.
痛みについては1982年にMelzach Rが著した“The Challenge of Pain”を発行直後に読む機会があり,現在でもよく使う書棚に保管しています.1939年にLerche Rは,痛みは防衛反応であり幸先のよい警告であると医療者が主張し過ぎる点に触れ,末期になって激しい痛みを有するがんの痛みや,予防的な役割とは言いにくい心筋梗塞での痛みを例に挙げて痛みをいかに捉えるかについて述べています.
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