文献詳細
文献概要
とびら
ICFを武器に
著者: 村上忠洋1
所属機関: 1中部リハビリテーション専門学校
ページ範囲:P.693 - P.693
文献購入ページに移動この店の店員さんたちは,片手でコーヒー豆を挽き慎重にコーヒーを淹れている方や,片隅のパソコンで指一本とマウスを使って新しいメニューを作っている方など,いずれも片麻痺の障害をおもちでした.また,部屋の奥からは,女性のにぎやかなしゃべり声が聞こえ,そこでは小さなビーズに糸を通して,きれいなアクセサリーを作る教室も開かれていました.その教室の講師や参加者にも,片麻痺や言語障害をもった方がいらっしゃいます.そうです,この店では脳卒中による後遺症を抱えた方々が,それぞれの役割をもって,生き生きと働いておられます.
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