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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル52巻8号

2018年08月発行

文献概要

特集 ジェネラリストとスペシャリスト 理学療法のスペシャリストとして

4.呼吸器疾患に対する理学療法

著者: 北川知佳1

所属機関: 1長崎呼吸器リハビリクリニックリハビリテーション科

ページ範囲:P.729 - P.732

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はじめに

 「呼吸リハビリテーション料」が2006年度診療報酬に新設され,呼吸器疾患に対するリハビリテーションが急速に求められるようになってきた.また慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)を中心とした慢性呼吸器疾患に対する呼吸リハビリテーションは治療の一環として認められ,高齢社会を迎えた昨今は肺炎や誤嚥性肺炎など理学療法士が呼吸器疾患にかかわる場面も増えてきている.

 筆者は慢性呼吸器疾患の専門施設に勤務し,呼吸器疾患に接する機会が多い立場から理学療法士の呼吸器疾患におけるかかわりについて述べたい.

参考文献

1)北川知佳,他:外来呼吸リハビリテーションの実際.PTジャーナル46:708-715,2012
2)北川知佳,他:呼吸器疾患領域における通院の理学療法.PTジャーナル51:215-220,2017
3)日本呼吸ケア・リハビリテーション学会,他(編):呼吸リハビリテーションマニュアル—運動療法,第2版.照林社,2012
4)北川知佳,他:運動時低酸素血症の呼吸リハビリテーション.呼吸と循環62:537-544,2014
5)日本呼吸器学会COPDガイドライン第5版作成委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン,第5版.日本呼吸器学会,2018
6)植木 純,他:呼吸リハビリテーションに関するステートメント.日呼吸ケアリハ会誌27:95-114,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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