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甃のうへ・第70回
どうなる? 未来予想
著者: 道端ゆう子1
所属機関: 1島根大学医学部附属病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.1014 - P.1014
文献購入ページに移動 15歳を過ぎたあたりから未来予想をし始めたような気がする.
17歳のときに祖父が脳梗塞になったことで理学療法士という職業を知り,迷いなく進路が決まった.運よく大学の1期生になれたが,周囲は優秀な同級生で何もかもが私と違い,すてきで憧れた.地元を離れることはわかっていたのに,一人暮らしの準備は何一つできていなかった.アルバイトもしたが,この先社会に出る準備としては行っていなかった.同級生と比較して何もできない私は,「あれがほしい」,「こうなるといいな」という夢が浮かんでも叶わないものとしてあきらめていた.
17歳のときに祖父が脳梗塞になったことで理学療法士という職業を知り,迷いなく進路が決まった.運よく大学の1期生になれたが,周囲は優秀な同級生で何もかもが私と違い,すてきで憧れた.地元を離れることはわかっていたのに,一人暮らしの準備は何一つできていなかった.アルバイトもしたが,この先社会に出る準備としては行っていなかった.同級生と比較して何もできない私は,「あれがほしい」,「こうなるといいな」という夢が浮かんでも叶わないものとしてあきらめていた.
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