文献詳細
文献概要
甃のうへ・第68回
私の愛おしい時間
著者: 上路拓美1
所属機関: 1新潟大学医歯学総合病院
ページ範囲:P.590 - P.590
文献購入ページに移動その頃は毎朝5時に起きて,洗濯,朝食・夕食の準備をし,子どもたちの準備をし,ご飯を食べさせて出勤.保育園に子どもたちをお願いし,夕方ばたばたと迎えに行き,夕飯,片づけ….お風呂と寝かしつけは夫の役目でしたが,寝るのはいつも1時頃.しかし2時間もすると授乳のために起こされ,すぐに5時….「疲れた〜」,「ゆっくり寝たい」,と思ってもそれはかなわず.今振り返ると,若さとはなんとすばらしかったことか! 4人目が生まれたとき,子どもたちは6歳,4歳,3歳,0歳で,保育園だけではなく小学校,学童保育とのかかわりも出てきて,それまで地域で育ってこなかった子どもたちのために,PTAや部活動の保護者会,学童の保護者会に夫と分担してできるだけ参加しました.さまざまな場面で子どもの成長を感じることもありましたが,「なぜうちの子は…」,「育て方が悪かったのでは…」と落ち込むこともたくさんありました.
掲載誌情報