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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル53巻6号

2019年06月発行

文献概要

あんてな シリーズ 介護予防への取り組み・6

大学が取り組む地域密着型の介護予防と理学療法のかかわり

著者: 都築晃1

所属機関: 1藤田医科大学地域包括ケア中核センター

ページ範囲:P.622 - P.626

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はじめに—介護予防と保険外サービス

 介護予防は大転換する時代に入っている.サービス提供は介護保険による予防や,市町村介護予防事業のみならず,住民主体や通いの場,さらには民間資源活用へと拡大している.地域の介護予防は,「自宅周辺の生活」を中心に組み立てられ,「保険外サービスを含めた地域資源」を「必要とする個人へしっかり提供できること」が重要である.このために「個別事例による地域ケア会議」は地域資源やサービスを知る重要な場となり,理学療法士が積極的に参加し地域を学ぶことが今後ますます重視される.

 今後の理学療法士は,地域においても対象者個人だけでなく,地域住民という「集団」や「まち」の「活動性を維持向上させる」重要な役割を担う職種である.

 われわれは,大学として,連携による「地域包括ケア」の実践と教育をめざし,医師会,住民,豊明市,民間企業と連携して「まちの介護予防」を実践している.本稿では実践の一端を紹介する.

参考文献

1)豊明市役所ウェブサイト.https://www.city.toyoake.lg.jp(2019年4月2日閲覧)
2)豊明市役所:豊明市第7期高齢者福祉計画・介護保健事業計画 https://www.city.toyoake.lg.jp/secure/7520/b.pdf(2019年4月2日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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