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とびら
医療技術部長になって
著者: 丸山孝樹1
所属機関: 1神戸大学医学部附属病院リハビリテーション部
ページ範囲:P.763 - P.763
文献購入ページに移動国立大学病院では19病院に医療技術部や診療支援部といった組織があり,職種の歴史や各部門の人員数から診療放射線技師長や臨床検査技師長が部長になる場合が多い.ところが,リハビリテーション職種が案外医療技術部長に向いているのではないかと思う.病院に対して業務改善などを提案する方法としてはメール,電話,直接会って話をするなどがあるが,定例の業務連絡と違って重要な案件の場合,事前に周りの方から意見をうかがったうえで交渉相手に直接お会いして感触を得るようにしている.さらに,いつ・どのタイミングで伝えるか,どのように話すかなど,伝え方によっても結果が違ってくる場合があるから興味深い.時には緊張して心拍数が上昇することもあるが,成功したときの喜びは一段と大きい.
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