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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル53巻8号

2019年08月発行

文献概要

特集 IADL—生活をもっと科学的に

座談会:認知症のADLとIADL—どの時期にどのように介入すべきか

著者: 仙波浩幸1 島田裕之2 山上徹也3 金谷さとみ4 横井輝夫5

所属機関: 1日本保健医療大学保健医療学部 2国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター 3群馬大学大学院保健学研究科 4菅間記念病院在宅総合ケアセンター 5高知県立大学社会福祉学部

ページ範囲:P.801 - P.808

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 認知症は,認知機能の程度が自立度に決定的な影響を与えにくいのが特徴であり,認知症をもつ患者では,よほど進行してからでないとADLには支障を来さない.そのため,むしろIADLの状況を把握することが重要で,DSM-5の診断基準においてもIADLの評価は重視されている.しかし認知症が進行すると,失行・失認,遂行機能障害,麻痺などの中枢神経障害などが加わり,ADLが大きく低下するようになる.こうした予防対象者から重度者までの長期的な流れのなかで,理学療法士は「いつ」,「どのような場で」,「どのように」介入すればよいのか.臨床と研究の両面から認知症に携わってきた先生方にご議論いただいた.(2019年2月28日収録)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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