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特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
高度急性期医療を支援する理学療法士の育成
著者: 伊藤義広1
所属機関: 1広島大学病院診療支援部
ページ範囲:P.21 - P.29
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●広島大学病院ではレジデント制度とフェローシップ制度の2つの研修コースを整備している
●高度急性期は教育リソースが豊富な環境であり,研修制度による介入頻度の増加は医療の質向上にもつながる
●卒後教育の標準化を進めるためには教育体制の可視化と職能団体による情報管理が求められる
●広島大学病院ではレジデント制度とフェローシップ制度の2つの研修コースを整備している
●高度急性期は教育リソースが豊富な環境であり,研修制度による介入頻度の増加は医療の質向上にもつながる
●卒後教育の標準化を進めるためには教育体制の可視化と職能団体による情報管理が求められる
参考文献
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