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Close-up 糖尿病
糖尿病足潰瘍と予防フットケアのチーム医療
著者: 渥美義仁1
所属機関: 1永寿総合病院糖尿病臨床研究センター
ページ範囲:P.1315 - P.1318
文献購入ページに移動足潰瘍は,症状が神経障害でマスクされるため本人が気づきにくく,病変は靴下や靴のなかで診察機会が少ないため,早期発見が困難である.また,足潰瘍の治療には,複数科と多職種のチーム治療が必要であるが,チームメンバーがそろわないことが多い.さらに,依然として糖尿病足潰瘍の専門医は少なく,また切断率は高く,生命予後は不良で再発率も高い.理学療法士には,足潰瘍治療中および治療後あるいは切断後のリハビリテーションと,再発予防にチーム医療の一員として積極的な参加が求められる1).
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