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プラクティカル・メモ
タブレット利用の試み—運動イメージのフィードバック方法の1つとして
著者: 豊田正樹1 久保田勝徳2 上村龍輝1 五十嵐稔浩1
所属機関: 1社会福祉法人恩賜財団済生会みすみ病院 2医療法人福岡桜十字桜十字福岡病院
ページ範囲:P.1352 - P.1353
文献購入ページに移動脳卒中片麻痺者は,脳の損傷部位によって運動障害だけでなく感覚障害を呈することが多く,その影響で歩行障害を来すことが多い.そして,感覚障害による歩行障害に対して,感覚を促通する目的でさまざまな方法での感覚のフィードバック(feedback:FB)を試みるが,歩容の改善に難渋することを多く経験する.
運動イメージ(motor image:MI)を利用した運動能力を改善させるアプローチとしては,ミラーセラピーが代表的であるが,歩行に関して臨床における有効性の報告は決して多いとは言えない.今回,MIを想起させるツールとしてタブレットを使用したことで早期の歩行自立に至った症例を経験したため,以下に提示する.
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