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特集 歩行PART 2 運動器疾患と歩行指導
歩くことをどう教えるか?—目的に見合った歩行指導のために
著者: 石井慎一郎1
所属機関: 1国際医療福祉大学大学院
ページ範囲:P.1376 - P.1382
文献購入ページに移動●歩行能力を維持,向上させるための指導として「上半身重心の配置の適正化」と「下肢の抗重力伸展活動の強化」は,疾患特性や患者の個別性によらない普遍的な要素である
●歩行に必要な機能の維持や改善が見込めない患者に歩行指導を行う場合には,実用的な代償方法を指導しなくてはならない
●環境や動作課題に適応的に歩行動作を変化させるための指導も,歩行を日常生活の移動手段として実用化するためには必要不可欠な指導である
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