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連載 臨床実習サブノート 「日常生活活動」をみる・11【最終回】
社会交流
著者: 永冨史子1
所属機関: 1川崎医科大学総合医療センター
ページ範囲:P.340 - P.345
文献購入ページに移動臨床実習で経験する「評価」には,多くの種類があります.そのなかでも日常生活活動は重要で,その結果をもとに,そのまま生活に直結した運動療法課題にアレンジすることも多く,日常生活活動のみかたや捉えかたが理学療法内容そのものに影響します.
日常生活活動のなかで「社会交流」が「関節可動域や筋力・歩行能力」などと大きく異なるのは,評価範囲が一様でなく,個々の生活スタイルや環境で多くのパターンがあることです.可動域や筋力測定で用いる基準値もなく,「これ1つで社会交流が評価できる」といった便利な評価バッテリーも実はまだありません.
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