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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル54巻4号

2020年04月発行

文献概要

特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ

脳幹の基本的な機能解剖

著者: 内山靖1

所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科

ページ範囲:P.372 - P.378

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Point

●脳幹は,脳神経,神経核,上行・下行路が密集し,わずかな病巣の違いによって症状や回復過程が大きく異なる

●脳幹の病巣では,覚醒,随意運動・筋トーヌス,感覚,姿勢・歩行,自律神経,眼球運動などの多彩な症状が動作・活動に影響を与える

●効果的な理学療法を行うためには,対象者の症状・状態をつぶさに観察して,病巣による脳の局在機能とシステムの双方への影響を解釈した臨床推論を進める必要がある

参考文献

1)原 一之:脳の地図帳.講談社,2005
2)Weinrich W, et al(原著),久留 裕,他(訳):画像診断のための脳解剖と機能系.医学書院,1995
3)沼田憲治(編):脳機能の基礎知識と神経症候ケーススタディ—脳血管障害を中心に.メジカルビュー社,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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