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文献概要
特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
中脳・橋出血
著者: 廣谷和香1
所属機関: 1千里リハビリテーション病院
ページ範囲:P.387 - P.395
文献購入ページに移動●中脳・橋には上下行線維・脳神経核・小脳脚など複数の神経核・神経線維が混在しており,小さな損傷であっても多様な病態を呈するため,適切なアプローチの選択が必要となる
●多様な病態の把握には臨床症状に加えて,画像解釈を用いることで予測の一助となる
●小脳は感覚情報をもとにした運動や姿勢の制御と学習にかかわるため,小脳脚・鈎状束など大脳・脊髄と小脳の連絡線維の残存は機能改善をめざすうえで重要な役割をもつ
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