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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル54巻4号

2020年04月発行

文献概要

特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ

橋背側出血

著者: 髙橋慎太郎1 志方淳1

所属機関: 1社会医療法人岡本病院(財団)京都岡本記念病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.402 - P.408

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Point

●橋背側部の損傷によって大脳小脳神経回路,運動ループが障害され,感覚障害や運動失調が出現する可能性がある

●網様体損傷により両側に姿勢制御障害がみられる

●残存機能を利用した理学療法アプローチが有効である

参考文献

1)Duus P(原著),Bahr M,et al(著),花北順也(訳):神経局在診断,改訂第5版—その解剖,生理,臨床.文光堂,pp110-201,2010
2)酒向正春(監),大村優慈(著):コツさえわかればあなたも読める—リハに役立つ脳画像.pp75-78,メジカルビュー,2016
3)高草木薫:歩行の安全性にかかわる神経生理機構.PTジャーナル2017;51:389-396
4)原 寛美,他(編):脳卒中理学療法の理論と技術,第3版.メジカルビュー,2018
5)森 涼子:小脳系のネットワーク.吉尾雅春(編):症例で学ぶ脳卒中のリハ戦略.pp33-37,医学書院,2018
6)中村 学:背側核群を中心とした視床出血と理学療法.PTジャーナル2018;52:407-412
7)Crossman AR,他(原著),水野 昇,他(監訳):イラストレイテッドカラーテキスト神経解剖学,原著第5版.三輪書店,2018
8)Kretschman KJ,他(原著),真柳佳昭(訳):脳の機能解剖と画像診断.医学書院,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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