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書評
—木村大輔(編集)—「6ステップで組み立てる理学療法臨床実習ガイド—臨床推論から症例報告の書き方まで」
著者: 高橋仁美1
所属機関: 1国際医療福祉大学
ページ範囲:P.559 - P.559
文献購入ページに移動 私は臨床現場で理学療法士として働いて37年になります.この間,臨床実習生の指導はもちろん,新人理学療法士を育成する経験を積ませていただきました.学生や新人の指導・育成では,若い頃は悪戦苦闘していたというのが正直なところです.しかし,診療参加型臨床実習が導入されてからは,現場での思考法となる臨床推論法,理学療法の実践,理学療法士としての態度などを総合的に指導・教育ができるようになってきたと感じています.
現在,診療参加型臨床実習は一般的になってきていますが,大学などの授業だけでは,臨床現場に即した内容をしっかり学び,また実際の臨床実習ではどのように考え行動すればよいのかを習得するのは,なかなか難しいと思います.本書は,臨床推論法などを6つのステップに分け,実習現場での段階的な学び方について具体的にそして丁寧に提示しています.本書を臨床実習の教科書とすることで,現場における適切な理学療法を理解し,実践できるようになると信じます.また,臨床実習指導者においても理学療法の6ステップを通じて,臨床実習生や新人理学療法士への具体的な指導方法が理解できると思います.
現在,診療参加型臨床実習は一般的になってきていますが,大学などの授業だけでは,臨床現場に即した内容をしっかり学び,また実際の臨床実習ではどのように考え行動すればよいのかを習得するのは,なかなか難しいと思います.本書は,臨床推論法などを6つのステップに分け,実習現場での段階的な学び方について具体的にそして丁寧に提示しています.本書を臨床実習の教科書とすることで,現場における適切な理学療法を理解し,実践できるようになると信じます.また,臨床実習指導者においても理学療法の6ステップを通じて,臨床実習生や新人理学療法士への具体的な指導方法が理解できると思います.
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