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令和2年度診療報酬改定の動向と理学療法士に関連する個別改定項目
著者: 戸塚満久1
所属機関: 1公益社団法人日本理学療法士協会職能課
ページ範囲:P.560 - P.560
文献購入ページに移動令和2年度診療報酬改定の動向
本邦は世界最高水準の平均寿命を達成し,人生100年時代を迎えようとしている.2025年にはいわゆる団塊の世代がすべて後期高齢者となり,2040年ごろにはいわゆる団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者となって高齢者人口がピークを迎えるとともに現役世代(生産年齢人口)が急激に減少していく.来る人口減少社会に備えた将来の医療体制の展望を見据え,健康寿命の延伸により長寿を実現しながら,患者・国民にとって身近でわかりやすい医療を実現するとともに,医師等の働き方改革を推進することが必要とされる.
今回の診療報酬改定は4つの改定の基本的視点—「1 医療従事者の負担軽減,医師等の働き方改革の推進」,「2 患者・国民にとって身近であって,安心・安全で質の高い医療の実現」,「3 医療機能の分化・強化,連携と地域包括ケアシステム推進」,「4 効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上」に基づき行われた.
本邦は世界最高水準の平均寿命を達成し,人生100年時代を迎えようとしている.2025年にはいわゆる団塊の世代がすべて後期高齢者となり,2040年ごろにはいわゆる団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者となって高齢者人口がピークを迎えるとともに現役世代(生産年齢人口)が急激に減少していく.来る人口減少社会に備えた将来の医療体制の展望を見据え,健康寿命の延伸により長寿を実現しながら,患者・国民にとって身近でわかりやすい医療を実現するとともに,医師等の働き方改革を推進することが必要とされる.
今回の診療報酬改定は4つの改定の基本的視点—「1 医療従事者の負担軽減,医師等の働き方改革の推進」,「2 患者・国民にとって身近であって,安心・安全で質の高い医療の実現」,「3 医療機能の分化・強化,連携と地域包括ケアシステム推進」,「4 効率化・適正化を通じた制度の安定性・持続可能性の向上」に基づき行われた.
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