1985年にDaviesが記載した「押す人症候群」は,理学療法の臨床現場ではその治療に難渋する徴候として知られている.これまで,その発生メカニズム,臨床的特性,他の徴候との関連などが報告されてきており,治療についても近年ではいくつかの知見が報告されるようになっている.本特集では現在までの研究成果に基づき理学療法を進めていくうえでの最新かつ重要なポイントについて解説をお願いした.
雑誌目次
理学療法ジャーナル54巻6号
2020年06月発行
雑誌目次
特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ
—エディトリアル—Pusher研究小史—35年間の軌跡
著者: 網本和
ページ範囲:P.626 - P.631
Pusherの発見
Daviesは『Steps to Follow』(初版)1)の第14章で,「体軸のずれ(押す人症候群,pusher syndrome)」について「……これらの障害は一定のかたちをとり,症候群としてまとめることができる.押す人症候群(pusher syndrome)と呼ばれ,……患者はすべての姿勢で健側に力を入れ,患側のほうに強く押す.そして姿勢を他動的に矯正,つまり体重を健側方向もしくは,体の正中軸を越えて健側に移動しようとすると強く抵抗する」と記述した.ここではこの臨床徴候が「症候群」であること,患側方向へ「押す」こと,そして矯正に対して「抵抗する」ことが特性であるという重要な指摘を初めて行ったのである.その後,同書の改訂2版2)では,この章に「Pusher症候群の素因」という興味深い項が加筆され,固有受容覚,迷路系入力情報の混乱などを背景として,四肢体幹の筋緊張を変化させることがこの徴候の発現に関与している可能性について述べている.
これに先立ちBrunnstrom3)は,片麻痺症例において患側(麻痺側)に姿勢が傾斜する現象をlisting phenomenonとして報告していたが,このことは片麻痺が重度であれば通常起こり得るものであり,積極的に押すこと,矯正に対して抵抗することについての記載はなくpusher現象を記述していたとは言えない.後述するように「症候群」であるかについては議論の余地があるが,「積極的に押す」,「矯正に抵抗する」というpusherの本質的側面を記述した点でDaviesの功績は大きいと言えよう.
Pusher現象の出現率,経過そして病巣
著者: 阿部浩明
ページ範囲:P.632 - P.638
Point
●Pusher現象の出現率は下肢運動機能障害を有する脳卒中者の10〜15%程度である
●回復遅延には,右半球損傷,感覚障害などの因子が関連し,この現象を早期に消失させることで予後が改善する
●関連病巣として視床後外側部,島後部,中心後・皮質下などが想定されているが,実際には多様で,間脳を含めそれより上位の病変によって生じると考えられる
Pusher現象の生起メカニズム
著者: 藤野雄次 , 網本和 , 深田和浩 , 松田雅弘 , 藤原俊之
ページ範囲:P.639 - P.643
Point
●Pusher現象の生起機序は垂直を判断する認知的な歪みが原因と考えられている
●非麻痺側肢の運動異常に対する分析や治療が重要である
●バランスにおける生体力学的な要素についての解釈が求められる
Pusher現象の評価方法
著者: 沼尾拓 , 網本和
ページ範囲:P.644 - P.653
Point
●評価表は予後やリハビリテーション効果の判定だけでなく,情報共有の際の共通言語として有用である
●Pusher現象の評価には国内外で主に4種類の評価表が用いられている
●各評価表の特徴や利点・欠点を踏まえて選択することが重要である
Pusher現象の臨床特性
著者: 万治淳史
ページ範囲:P.654 - P.661
Point
●Pusher現象の特徴として,非麻痺側上下肢による押し返しや姿勢の修正に対する抵抗が挙げられる
●身体傾斜・重心虚脱に対する修正反応の低下は身体的側面のみならず,認知的側面においても認められる
●座位・立位での押し返しだけでなく,臥位・移乗動作・歩行動作における押し返しの評価や治療も重要である
—Pusher現象の治療—起居・移乗動作へのアプローチ
著者: 中山智晴 , 山﨑裕司
ページ範囲:P.662 - P.667
Point
●動作獲得には成功できる難易度の動作練習を繰り返し行う無誤学習が有効である
●Pusher現象を有する片麻痺者に対する起居・移乗動作練習は難易度の低いものから始める
●シングルケースの積み重ねが有効な動作練習を構築する
—Pusher現象の治療—認知神経リハビリテーション
著者: 生野達也
ページ範囲:P.668 - P.673
Point
●認知神経リハビリテーションは,体性感覚に対するアプローチを行うことで運動の改善を図る
●「左右の体性感覚の比較照合能力低下により垂直認知に問題が生じる」という仮説に基づく
●体幹から臀部における触圧覚へのアプローチを通じて,pusher現象の改善をめざす
—Pusher現象の治療—ニューロモジュレーション
著者: 中村潤二
ページ範囲:P.674 - P.679
Point
●Pusher現象に対するニューロモジュレーションには,直流前庭電気刺激や経頭蓋直流電気刺激の報告がされつつある
●直流前庭電気刺激と運動療法の併用によりpusher現象の改善がみられている
●直流前庭電気刺激の安全性は報告されているが,実施にあたって十分な注意が必要である
Close-up 尿失禁に挑もう
尿失禁の病態と治療
著者: 井川靖彦
ページ範囲:P.682 - P.686
はじめに
「尿失禁」は,症状としての尿失禁:不随意に尿が漏れるという愁訴,徴候としての尿失禁:診察時の不随意な尿漏出所見,および病態・診断としての尿失禁:腹圧性尿失禁,切迫性尿失禁など,意味するものが多岐にわたり,用語として使用する場合には注意が必要である.本稿では,まず,下部尿路機能障害の病態分類と尿失禁の病態分類について解説し,尿失禁の病態に応じた代表的な治療法について,最新情報を交えて紹介する.
女性の尿失禁に対する理学療法士の取り組み
著者: 渡邊日香里 , 井上倫恵 , 成島雅博
ページ範囲:P.687 - P.690
女性における尿失禁の問題
尿失禁とは不随意に尿が漏れるという愁訴であり,自身の意思に反して尿が出てきてしまうことである.尿失禁のタイプには,咳やくしゃみなどの腹圧上昇時に尿が漏れる腹圧性尿失禁,急に起こる我慢できないほどの強い尿意を伴う切迫性尿失禁,両者を呈する混合性尿失禁がある.40歳以上の日本人を対象とした疫学調査では,週1回以上の腹圧性尿失禁を有する女性は13%,切迫性尿失禁では10%と報告されている1).尿失禁は妊婦においても約5割,産後にも約3割が有することが報告されている2,3).また,幼少期に縄跳びやランニング,スポーツなどで尿漏れを呈する例もあり,尿失禁は未成年や若年層から高齢者まで幅広い世代の女性における問題と言え,多様なニーズがある.
尿失禁自体は生命に影響を及ぼすことはないが,女性の生活の質(QOL)には悪影響をもたらす4).実際に筆者がかかわってきた女性では,尿失禁のために外出や旅行を控えてしまう例や,運動や趣味・余暇活動が楽しめない,または辞めてしまったという例もあった.尿失禁用パッドの使用が不適切な女性や生理用ナプキンを使用する女性では,パッドやパッド内の湿潤環境による皮膚炎を起こすだけでなく,適切に使用する女性でも臭いや荷物の嵩張りを気にすることもある.なかには親しい友人や家族にも相談できず,人付き合いに影響が出ることもある.また,近年では身体的フレイルとの関連も報告されており5),尿失禁への取り組みは介護予防にもかかわると考えられる.
男性の尿失禁に対する理学療法士の取り組み
著者: 松永明子
ページ範囲:P.691 - P.695
高齢化社会の尿失禁
国立がん研究センターから発表されるがん罹患数統計において,2006年の前立腺癌罹患数1)は約4万2000人,2019年の予測2)では約7万8000人と急速に増加し,男性のがん罹患数第4位となっている.それに対し,2019年のがん死亡数予測では前立腺癌は第6位であり,前立腺癌はがんと診断されても適切な治療によりがんサバイバーとなる可能性が高く,私たち理学療法士が既往歴として目にする機会が多い疾患と言える.
前立腺癌の罹患年齢は70〜75歳が最も多く,次いで65〜70歳,75〜80歳といわゆるアクティブシニアと呼ばれる世代の男性に目立つ.早期前立腺癌の多くは自覚症状がほとんどないため,根治的前立腺全摘除術に対する期待は大きく,術後の尿失禁,性機能不全は,患者がこれまでの人生で築いてきた生活の質(QOL)を大きく損なう.
連載 とびら
きっかけがもたらすもの
著者: 武田浩二
ページ範囲:P.621 - P.621
2020年が明けてすぐに中学校の同級会が開かれた.地元を離れていた私にとっては,32年振りでたくさんの懐かしい顔に会うことができた.その日は時間を忘れて当時を懐かしみ,そして近況を報告し合った.見た目が変わった人,当時の雰囲気を残した人,会話のなかでも笑いは絶えず,時が経っても仲間っていいものだなあと感慨に浸った.
その中学生時代,私は「脊椎分離症」を患った.当時,小学校から続けていたバスケットボール部に入部して半年後,脚のしびれが強くなり走るどころか歩くのもつらくなっていった.主治医の指示で,部活動はおろか大好きだった体育の授業も1年間見学となった.思春期でバスケットボールがすべてだった私にとっては世界が終わったような気持ちで,目の前が真っ暗になったのを覚えている.当時クラス担任だった先生は,事故による大腿切断で義足を装着して教壇に立っていた.水泳から山登りまで何でもチャレンジしてしまう先生で,気落ちする私にスポーツリハビリテーションを紹介してくれた.リハビリという言葉は知っていても「理学療法士」という言葉を知ったのはそのときが初めてだった.
脳画像から読み取る障害像と理学療法・18
—脳室周囲高信号域(PVH)・白質脳症・脳萎縮—重度の低酸素脳症症例には何ができるのか?
著者: 山口祐太郎
ページ範囲:P.617 - P.619
Question
この脳画像から障害像が読み取れますか?
はじめてのマネジメント学—できることから始めよう・Part 6
リーダーとしての振る舞い—求められるリーダーシップ
著者: 片岡靖子
ページ範囲:P.699 - P.702
はじめに
「リーダー」と「リーダーシップ」は異なる.「リーダー」は,まとめ役である人であり,「リーダーシップ」は,集団であるフォロワーの心を1つにする働きかけであると言える.「リーダー」は1人では存在できない.「リーダー」に追随するフォロワーの存在と,リーダーとフォロワーとの良好な相互作用による「リーダーシップ」が発揮されることにより,「リーダー」が登場するのである.
繰り返すが,「リーダー」はまとめ役である人であり,「リーダーシップ」は集団であるフォロワーの心を1つにする働きかけであると言える.働きかけるという意味では,リーダーが存在しなくても,一定の集団のなかでリーダーシップが見出されることもある.
また,急激な医療情勢の変化に対応できる職場環境の変革,チーム医療,地域包括ケアの推進,突然発生する災害や感染症拡大時への対応,患者および家族の意思決定支援,治療方針の決定など,さまざまな場面でリーダーシップが求められている背景がある.
本稿で与えられたテーマは,「リーダーとしての振る舞い」である.そのため本稿では,リーダーシップ論を軸に,リーダーシップとは何か,リーダーシップとマネジメントの違い,さらに医療現場で必要とされるリーダーのスキルについての提示を試みる.また,リーダーシップは,組織の文化を形成するうえでも重要な役割を果たす点についても提示したい.
新しい臨床実習・第6回
実習生が行ってもよいこととは?
著者: 間瀬教史
ページ範囲:P.703 - P.708
はじめに
本稿では,まず,臨床実習の法的な位置づけを述べる.そのうえで,理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則(以下,新・指定規則)で行われる臨床実習において学生が行ってよい行為について,ほかの医療職種の臨床実習を例に示しながら,日本理学療法士協会が公表した臨床実習において学生が実施可能な基本技術の水準1)を参考に説明する.
理学療法士が知っておきたいヘルスケア産業・6
障がい者用オーダーシューズの開発
著者: 高橋和義
ページ範囲:P.698 - P.698
当社は,創業から78年の歴史を持つ革靴メーカーです.軍靴づくりから始まった会社ですが,戦後は民需に転換し,主に大手の下請けを中心に経営を続けてきました.
日本での革靴づくりは明治の富国強兵策によって始まっており,ヨーロッパの長い歴史に比べると浅いものです.そのため,国策として革靴の輸入を制限してきたことなどもあまり知られていない事実です.昔ながらの技術の伝承は,職人の「見て覚えろ」的な方法でやってきたのが現状です.
国試から読み解く・第6巻
臨床実習サブノート 運動器疾患の術後評価のポイント—これだけは押さえておこう!・3
大腿骨近位部骨折—骨接合術
著者: 対馬栄輝
ページ範囲:P.712 - P.720
障害を捉えることを中心に始める
大腿骨近位部骨折は高齢者によくみられる骨折です.よほどの理由がない限りは手術療法が第一選択となりますので,大腿骨近位部骨折に対する手術療法後の患者を担当する機会は多いでしょう.
実習先の指導者から「高齢な右大腿骨近位部骨折の患者さんです.γネイルの手術後です」と説明されると,おそらく「大腿骨近位部骨折」,「高齢」,「γネイル」というキーワードについて,いろいろと調べるはずです.
甃のうへ・第74回
新一年生
著者: 竹中菜々
ページ範囲:P.697 - P.697
この春,わが家の長女がついに小学校に入学します.生後4か月からスタートした6年間の保育園生活を思い返すと,「本当によく頑張った!」と,娘はもちろんのこと,私自身と,それからともにがんばってきた夫のことも心底ほめてあげたいという気持ちになります.
京都大学iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)に就職する前に,学生としての9年間を過ごした名古屋大学では,鳥橋茂子教授(当時)のご指導のもと,ES細胞を用いた損傷骨格筋に対する再生医療研究に没頭していました.とはいえ,当時の私には,卒業後の進路についての具体的な計画もほとんどなく,興味の赴くままにただひたすらに実験を重ねる毎日でした.そして,博士課程2年の時に参加した国際学会で,現在の上司であるCiRAの櫻井英俊准教授と出会ったことをきっかけに,学位取得後はCiRAで難治性骨格筋疾患に対する再生医療研究を進めることとなりました.
Relay Message・第6回
今大切だと思うこと
著者: 室伏祐介
ページ範囲:P.721 - P.721
養成校を卒業して13年,今まで理学療法士として働いてきた経験のなかから,これからも働いていくうえで大切だと今考えていることを述べてみたいと思う.
筆者は,2018年度まで高知大学医学部附属病院に所属していたが,2019年度から千葉県の海浜幕張に新設された東都大学幕張ヒューマンケア学部理学療法学科で教員をしている.今まで大学病院や一般病院など,さまざまな環境で仕事をしてきた.このような経験のなかで常に考えていることは,「自分は何をすることができるか,何をやらねばならないか」である.
短報
リハビリテーション早期介入による入院期間短縮への取り組み
著者: 前川彩 , 水谷浩也 , 岡実 , 宮﨑智史 , 長谷川修
ページ範囲:P.722 - P.725
要旨 医療の質向上とdiagnosis procedure combination(DPC)入院期間Ⅱ以内での退院数増加を目標に,入院患者全体に目を向けてリハビリテーション室が関与できるさまざまな取り組みを行った.まず,① 年齢70歳以上,② 要介護の介護認定,③ 安静度が病室内歩行以下の3項目でスクリーニングし,各病棟担当者が病室などで運動機能を評価後,リハビリテーションの必要性を退院調整看護師や担当看護師に伝え,必要と考えられる場合には担当医師にリハビリテーションオーダーを依頼する,入院時スクリーニングである.対象患者へのリハビリテーション職員の入院早期からの積極的介入に加えて,合同カンファレンス参加による多職種との情報共有,DPC入院期間Ⅱを意識した退院への意識づけなど,多部署の協力により病院機能改善への取り組みを行った.その結果,リハビリテーション依頼件数の増加とDPC入院期間Ⅱ内の退院率改善が得られた.スクリーニングにより早期介入したリハビリテーション患者の増加と,合同カンファレンス参加による他部署への適切な情報提供と連携強化が,DPC入院期間Ⅱ内の退院数増加に貢献したと考える.
学会印象記
—第8回日本理学療法教育学会学術大会・第2回日本理学療法管理部門研究会—個の力と組織の力—理学療法士の質の向上に必要なものとは
著者: 門馬博
ページ範囲:P.696 - P.696
●教育学会と管理部門の合同学会
本学術大会は2つの組織による合同学会であり,両組織による合同学会は昨年に続いて2回目の開催である.学会を通じての話題は養成校における卒前教育はもちろん,近年は新人教育をはじめとした臨床現場での卒後教育に関する取り組みも活発化している.参加者の内訳も養成校教員と臨床の理学療法士がおおむね半々という印象であった.ともに理学療法士の質の向上という共通の目標をもった組織の学会であり,どのプログラムでも活発な意見交換が行われた.
書評
—上杉雅之(監修),西守 隆(編集)—「PT・OT入門 イラストでわかる評価学」 フリーアクセス
著者: 堀本ゆかり
ページ範囲:P.681 - P.681
リハビリテーション専門職がまず身に着けるべき臨床能力は,評価,分析,推論,治療技術である.私が入職した1987(昭和62)年当時は,『リハビリテーション医学全書5 測定と評価』(医歯薬出版),現在の第10版よりはるかに薄い『徒手筋力検査法』(協同医書出版社)などが手許にあるくらいで,ようやく翻訳書が出回り始めた時期である.入職とともに十数名の患者さんを担当したが,自己学習をしようにも情報通信技術(ICT)も書物も十分でなく,先輩理学療法士の助言・指導を乞う毎日であった.対応不足や治療の進捗が滞ると容赦なく叱責された.一人前と認めてもらうために日々繰り返す鍛錬こそが,評価眼と介入スキルを得る唯一の方法であった.
その当時はリハビリテーション科専門医が少なく,全国から見学に訪れる若い医師に対して,先輩理学療法士や作業療法士が,評価,治療,補装具などの研修会を行っていた.本来であれば指示を乞うべき医師に対して研修を行う先輩たちの姿はとても誇らしく,いつかは自分もそんな立場になりたいと士気を高めた.憧れそのものであった.
—田久浩志(著)—「医療者のためのExcel入門—超・基礎から医療データ分析まで 第2版」 フリーアクセス
著者: 濱岸利夫
ページ範囲:P.709 - P.709
「医療者のためのExcel入門」とタイトルにあり,サブタイトルには「超・基礎から医療データ分析まで」とある.そのため,「Step1 Excelに慣れよう 基本操作編」から始まる.
読者が少しでもパソコンやExcelの操作に慣れていれば,Step1には見向きもしないで他のステップへ進んでしまうかもしれない.
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.622 - P.623
文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.726 - P.727
お知らせ 理学療法士のためのCOVID-19感染予防対策動画ご紹介 フリーアクセス
ページ範囲:P.631 - P.631
「作業療法ジャーナル」のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.686 - P.686
第32回「理学療法ジャーナル賞」のご案内 フリーアクセス
ページ範囲:P.695 - P.695
バックナンバー・次号予告のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.730 - P.731
編集後記 フリーアクセス
著者: 網本和
ページ範囲:P.732 - P.732
新しい症候は名づけられて初めて臨床的存在になると考えられます.Davies(1985)が記載した「押す人症候群」は,それまで臨床家がうすうすは気づいていた症候をまとめ,臨床的特徴を記載したことで重要な視点をあらためて差し出してくれたのだと思います.当初は,片麻痺が重度であれば麻痺側に倒れていくのは当然なので,pusherの存在自体を疑問視する声もあったようです.しかし,特に理学療法士はこの症候の重要性にいち早く気づき,爾後多くの研究が行われるようになりました(エディトリアルを参照).Pusher現象を「高次脳機能障害」の範疇として位置づけることができるかは,なお議論の余地があるかもしれませんが,患者本人が矯正に対してかえって抵抗することや,その意思とは逆に倒れていくことを見ると,単に一次的な麻痺や感覚障害では説明がつかないのでこのカテゴリーに帰属させることができると思います.森悦朗先生が「道具の強迫的使用」について記載し(臨床神経1982;22: 329-335),本人の意思で制御できない行動が起こることを示したことと思い合わせれば,四肢体幹にもこのような「制御困難」が起こり得るのではないでしょうか.
そこで本号の特集では,現在本邦において,この領域で精力的に活躍されている著者の方々に多角的に論述していただきました.すなわち,「出現率,経過そして病巣」(阿部論文)では画像評価,発生率,経過分析について,「生起メカニズム」(藤野論文)では垂直性,運動出力,なぜ抵抗するのか,半側空間無視との関連について,「評価方法」(沼尾論文)では各種の臨床評価の信頼性,妥当性について述べていただきました.さらに「臨床特性」(万治論文),「起居・移乗動作へのアプローチ」(中山論文),「認知神経リハビリテーション」(生野論文),「ニューロモジュレーション」(中村論文)と臨床現場からの考察がなされています.おそらくpusher現象だけでまとまった特集は初めてであり,読み応えのある特集になったと自負していますが,いかがでしたでしょうか.
読者の声募集 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報

バックナンバー
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特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD)—多疾患重複時代がやってきた!
58巻10号(2024年10月発行)
特集 小脳update—運動と認知
58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
特集 全身持久力トレーニング
58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
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56巻7号(2022年7月発行)
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56巻5号(2022年5月発行)
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56巻1号(2022年1月発行)
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54巻12号(2020年12月発行)
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54巻9号(2020年9月発行)
特集 軟部組織に着目した理学療法の最前線
54巻8号(2020年8月発行)
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特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ
54巻5号(2020年5月発行)
特集 投球障害を捉える—動作,機能解剖,エコーの活用,予防に対する理学療法士の英知
54巻4号(2020年4月発行)
特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
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特集 地域における予防の効果—理学療法の可能性
54巻2号(2020年2月発行)
特集 薬と運動療法
54巻1号(2020年1月発行)
特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
53巻12号(2019年12月発行)
特集 装具の臨床
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特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望