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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル54巻6号

2020年06月発行

文献概要

特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ

—Pusher現象の治療—認知神経リハビリテーション

著者: 生野達也1

所属機関: 1動きのコツ研究所リハビリセンター

ページ範囲:P.668 - P.673

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Point

●認知神経リハビリテーションは,体性感覚に対するアプローチを行うことで運動の改善を図る

●「左右の体性感覚の比較照合能力低下により垂直認知に問題が生じる」という仮説に基づく

●体幹から臀部における触圧覚へのアプローチを通じて,pusher現象の改善をめざす

参考文献

1)Jeannerod M:The representing brain:neural correlates of motor intention and imagery. Behav Brain Sci 1994;17:187-245
2)岩村吉晃:≪神経心理学コレクション≫タッチ.pp141-143,医学書院,2001
3)Perfetti C,他(著),小池美納(訳):認知運動療法—運動機能再教育の新しいパラダイム.p8,協同医書出版社,1998
4)Kernath HO, et al:The origin of contraversive pushing:evidence for a second graviceptive system in humans. Neurology 2000;55:1298-1304
5)Iwamura Y:Bilateral receptive field neurons and callosal connections in the somatosensory cortex. Philos Trans R Soc Lond B Biol Sci 2000;355:267-273

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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