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文献概要
Close-up 尿失禁に挑もう
尿失禁の病態と治療
著者: 井川靖彦1
所属機関: 1長野県立信州医療センター泌尿器科
ページ範囲:P.682 - P.686
文献購入ページに移動はじめに
「尿失禁」は,症状としての尿失禁:不随意に尿が漏れるという愁訴,徴候としての尿失禁:診察時の不随意な尿漏出所見,および病態・診断としての尿失禁:腹圧性尿失禁,切迫性尿失禁など,意味するものが多岐にわたり,用語として使用する場合には注意が必要である.本稿では,まず,下部尿路機能障害の病態分類と尿失禁の病態分類について解説し,尿失禁の病態に応じた代表的な治療法について,最新情報を交えて紹介する.
「尿失禁」は,症状としての尿失禁:不随意に尿が漏れるという愁訴,徴候としての尿失禁:診察時の不随意な尿漏出所見,および病態・診断としての尿失禁:腹圧性尿失禁,切迫性尿失禁など,意味するものが多岐にわたり,用語として使用する場合には注意が必要である.本稿では,まず,下部尿路機能障害の病態分類と尿失禁の病態分類について解説し,尿失禁の病態に応じた代表的な治療法について,最新情報を交えて紹介する.
参考文献
1)日本排尿機能学会過活動膀胱診療ガイドライン作成委員会(編):過活動膀胱診療ガイドライン,第2版.リッチヒルメディカル,2015
2)日本排尿機能学会,他(編):女性下部尿路症状診療ガイドライン,第2版.リッチヒルメディカル,2019
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