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連載 臨床実習サブノート 運動器疾患の術後評価のポイント—これだけは押さえておこう!・3
大腿骨近位部骨折—骨接合術
著者: 対馬栄輝1
所属機関: 1弘前大学大学院保健学研究科総合リハビリテーション科学領域
ページ範囲:P.712 - P.720
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大腿骨近位部骨折は高齢者によくみられる骨折です.よほどの理由がない限りは手術療法が第一選択となりますので,大腿骨近位部骨折に対する手術療法後の患者を担当する機会は多いでしょう.
実習先の指導者から「高齢な右大腿骨近位部骨折の患者さんです.γネイルの手術後です」と説明されると,おそらく「大腿骨近位部骨折」,「高齢」,「γネイル」というキーワードについて,いろいろと調べるはずです.
大腿骨近位部骨折は高齢者によくみられる骨折です.よほどの理由がない限りは手術療法が第一選択となりますので,大腿骨近位部骨折に対する手術療法後の患者を担当する機会は多いでしょう.
実習先の指導者から「高齢な右大腿骨近位部骨折の患者さんです.γネイルの手術後です」と説明されると,おそらく「大腿骨近位部骨折」,「高齢」,「γネイル」というキーワードについて,いろいろと調べるはずです.
参考文献
1)日本整形外科学会,他(監):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第2版.第6章 大腿骨頚部骨折の治療.6.7.予後.2011.https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0016/G0000307/0073(2020年3月7日閲覧)
2)日本整形外科学会,他(監):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第2版.第6章 大腿骨頚部骨折の治療.6.3.治療の選択 6.3.1.初期治療の選択.https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0016/G0000307/0057(2020年3月7日閲覧)
3)日本整形外科学会,他(監):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第2版.第6章 大腿骨頚部骨折の治療.6.3.治療の選択 6.3.2.骨接合術の術式選択と後療法.https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0016/G0000307/0059(2020年3月7日閲覧)
4)日本整形外科学会,他(監):大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン,改訂第2版.第7章 大腿骨転子部骨折の治療.7.2.外科的治療・保存的治療の適応.https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0016/G0000307/0079(2020年3月7日閲覧)
5)Baumgaertner MR, et al:The value of the tip-apex distance in predicting failure of fixation of peritrochanteric fractures of the hip. J Bone Joint Surg Am 1995;77:1058-1064
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