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文献概要
緊急座談会 新型コロナウイルス—各現場から,withコロナ時代の理学療法を展望する
COVID-19治療最前線での理学療法—第2波,その先に向けて
著者: 岩田健太郎1 北原エリ子2 高橋哲也3 長谷川信4 横田一彦5
所属機関: 1神戸市立医療センター中央市民病院 2順天堂大学医学部附属順天堂医院 3順天堂大学 4群馬大学医学部附属病院 5東京大学医学部附属病院
ページ範囲:P.796 - P.801
文献購入ページに移動岩田 当院ではCOVID-19患者を受け入れて以降,受け入れ初期,緊迫期,安定期という3段階で進んできました.緊迫期は院内感染と並行して健康観察に伴う職員の離脱が増え,病院全体が不安に覆われていました.それから日々情報がアップデートされ,目の前の変わりゆく変化に常に対応していかなければいけない時期でもありました.この時期は災害と同じだったと技師長とよく話しています.その後,COVID-19の実態がある程度見えてきて,現在は安定に向かいつつあります.
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