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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル54巻9号

2020年09月発行

文献概要

特集 軟部組織に着目した理学療法の最前線

頸部の末梢神経と軟部組織に対する運動療法

著者: 上田泰久1 梶谷光太郎2

所属機関: 1文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科 2上野原梶谷整形外科 整形外科

ページ範囲:P.1022 - P.1026

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Point

●頸部では,筋間を走行する末梢神経と筋の滑走性障害が生じやすい

●大後頭神経では,頭半棘筋と下頭斜筋の滑走性障害を改善させる運動療法が重要である

●副神経外枝では,僧帽筋と肩甲挙筋の滑走性障害を改善させる運動療法が重要である

参考文献

1)木村裕明:解剖・動作・エコーで導くFasciaリリースの基本と臨床—筋膜リリースからFasciaリリースへ[Web動画付き].文光堂,2017
2)Bovin G, et al:Topographic variations in the peripheral course of the greater occipital nerve. Autopsy study with clinical correlations. Spine(Phila Pa 1976) 1991;16:475-478
3)上田泰久,他:大後頭神経の肉眼解剖—1例より得られた知見.J Clin Phys Ther 2014;16:39-41
4)寺田春水,他:解剖実習の手引き.pp18-26,南山堂,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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