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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル54巻9号

2020年09月発行

文献概要

Close-up 装具—理学療法士が知っておくべきこと

理学療法士として学び,教えるために

著者: 遠藤正英1

所属機関: 1桜十字福岡病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.1079 - P.1082

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理学療法士と装具

 理学療法とは,理学療法士及び作業療法士法第2条において「身体に障害のある者に対し,主としてその基本的動作能力の回復を図るため,治療体操その他の運動を行なわせ,及び電気刺激,マッサージ,温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されている.装具とは「病気やケガなどにより手や足,腰や首など体の部位に,痛み,損傷,麻痺などが生じたときに,治療や症状の軽減を目的として装着する器具」1)のことを指す.

 つまりわれわれ理学療法士にとって装具は,患者に運動を行わせるために足らないところを補う手段の1つと考えられる.そのため装具の知識は必ずもっておかなければならない.しかし装具を使用する疾患は運動器,神経など多岐にわたり,装具の種類も多く,その使用方法もさまざまであるため敬遠される領域の1つでもあると考える.

参考文献

1)日本義肢装具士協会:義肢装具について.https://www.japo.jp/about-prosthetist/prosthetic-brace.html(2020年5月19日閲覧)
2)日本理学療法士協会:専門理学療法士の取得状況.http://www.japanpt.or.jp/about/enterprise/lifelonglearning/about/statistics.html(2020年5月19日閲覧)
3)日本理学療法士協会:認定理学療法士の取得状況.http://www.japanpt.or.jp/about/enterprise/lifelonglearning/about/statistics.html(2020年5月19日閲覧)
4)日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会(編):脳卒中治療ガイドライン2015.協和企画,p288,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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