文献詳細
文献概要
特集 皮神経滑走と運動療法の新知見
PAFSとLAFS
著者: 今西宣晶1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部解剖学教室
ページ範囲:P.377 - P.381
文献購入ページに移動Point
●皮下や筋骨格間は線維組織と脂肪組織からなる結合組織で充塡されている
●この結合組織は機能的観点からPAFSとLAFSに分類し理解することができる
●神経周囲は基本的にLAFSで構成されているが,その潤滑性はさまざまであることから,神経の滑走性にも違いが生じる
●皮下や筋骨格間は線維組織と脂肪組織からなる結合組織で充塡されている
●この結合組織は機能的観点からPAFSとLAFSに分類し理解することができる
●神経周囲は基本的にLAFSで構成されているが,その潤滑性はさまざまであることから,神経の滑走性にも違いが生じる
参考文献
1)今西宣晶:機能的観点からみた脂肪筋膜組織の解剖学的研究.慶應医学1994;71:15-31
2)Nakajima H, et al:Anatomical study of subcutaneous adipofascial tissue:a concept of the protective adipofascial system(PAFS)and lubricant adipofascial system(LAFS). Scand J Plast Reconstr Surg Hand Sur;2004:38:261-266
掲載誌情報