icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル55巻5号

2021年05月発行

文献概要

特集 目標に基づく理学療法のための臨床推論—症状・疾患別の実際

心不全

著者: 野崎康平1 濱崎伸明1 神谷健太郎2

所属機関: 1北里大学病院リハビリテーション部 2北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.516 - P.522

文献購入ページに移動
Point

●心不全に対する理学療法の治療戦略は病期によって異なり,フィジカルアセスメントを行い常に過負荷に留意する

●目標を設定するうえで,心不全の重症度や心身機能のみでなく,個人因子や環境因子も考慮することが重要で,入院前よりADL能力が低下する可能性が高いことを念頭に置いておく

●急性期では身体機能を低下させないこと,回復期にかけては適切に運動療法を行うことを意識する

参考文献

1)日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション標準プログラム策定部会:心不全の心臓リハビリテーション標準プログラム(2017年版).http://www.jacr.jp/web/wp-content/uploads/2015/04/shinfuzen2017_2.pdf(2021年2月10日閲覧)
2)日本循環器学会,他:急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版).https://www.j-circ.or.jp/old/guideline/pdf/JCS2017_tsutsui_h.pdf(2021年2月10日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?